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【Davies(黒×オフホワイト)・2022年7月15日13時リリース・ゲンザ革ジャン2022】
¥119,900
Pre-Order Item
2022年7月15日、受注受付開始! 〜デイヴィス、この革ジャンをジョニー・サンダース、そして全ての革ジャンキーに捧ぐ〜 2022年7月15日 TEXT by SWEET GENE the GIGOLOCK (GTG PRODUCTS) GTG PRODUCTSよりゲンザ革ジャンver.2022の登場。 その名は「Davies(デイヴィス)」。由来は「THE KINKS」。「なぜキンクス?」その疑問の先は貴方自身で調べるのが良いだろう。 遂に、遂にだ。4作目にして遂に「ダブルのライダース」である。1作目「シングル」、2作目「Gジャンタイプ」、3作目「リブジャン」と来て、いよいよオマンを持しての「ダブル」登場。 BiSHが「楽器を持たないパンクバンド」ならば、GTG PRODUCTSは「ダブルを出さない革ジャンブランド」、そんなブランドがあっても良いじゃないか?という、あまのじゃくな気持ちになった事があったのも事実。しかし、革ジャンを企画・デザインする中でダブルを意識しないはずはない。脳内では常に意識、時にデザイン画を描いたりするも、いまいち決定打に欠けていた。 ダブルのライダースをキャンバスと見立てた時、その可能性は無限大。この無限大さが問題なのだ。そう、無限大過ぎるのだ。ポケットの位置、ポケットの数、襟の大きさ、背中の切り替え…これらの組み合わせだけでも、無数に考えられる。そして世の中レベルで考えた時、ダブルのライダースは星の数ほど存在する。言い方を変えれば「無いデザインは無い」くらいのところまで到達しているとも考えられ、そんな中で「純然たるオリジナルデザインのダブルのライダース」を生み出す事は最早不可能では?と思った瞬間もあった。 一旦、話を変えよう。個人的に今まで極端にのめり込んだ2つの革ジャンがある。ひとつが「シドジャン」。ここでのシドジャンとはアノ鋲付きシングル革ジャンを指す。これはゲンザ革ジャン1作目「SIMON」にて、ひとまずの自己完結を迎えた。 もうひとつは「ジョニジャン」。そう、ジョニー・サンダースやハートブレイカーズのメンバー、そしてシド・ヴィシャスまでもが着回したアメリカ製の黒×白2トーン革ジャンだ。(こちらのブランドはほぼ解明済みだが、ここでは割愛。)こちらにおいてはパンクショップ「666」勤務時に商品化し、幾度もリニューアルを繰り返した。更には2015年、ジョニー・サンダースの映画「LOOKING FOR JOHNNY」公開に合わせコラボレーション商品としてkang-zeng復刻モデルがBLACK MEANSによって製作され、高円寺FUUDOBRAINより発売された。こちらは高円寺フウドブレイン・タケシ氏の要請により、私ゲンザは総指揮艦長(アドバイザー)を務め、細かな仕様等を伝え、商品化に関わった。これによって「ジョニジャン」も自己完結を迎えた。 ここでふと、ある事実に気付く。「2022年は1952年生まれのジョニー・サンダースが生きていれば70歳」というある種のアニバーサリー・イヤー。「ジョニー・サンダース・トリビュート革ジャン」というアプローチが閃いた。ミュージシャンが曲をカヴァーする事でトリビュートする事は多い。ここは一つ、革ジャニストとして革ジャンでトリビュートしたいと思い立った。(私ゲンザ、自分がバンドマンである事も忘れてはいませんよ。苦笑) ジョニジャンにおいても自己完結した旨は前述の通りだが、それは「復刻品」としての自己完結。今回の企画とは決定的に趣旨が異なる。 ジョニー・サンダースは革ジャン好きであった感が強い。ニューヨーク・ドールズ期、ハート・ブレイカーズ期、ソロ期といつの時代も彼は様々な革ジャンを着ていた。黒×白2トーン革ジャン以外で個人的に思い入れが強いのが、ハート・ブレイカーズ期に着用していた赤の「LEWIS LEATHERS #441 CYCLONE」だ。小柄なジョニーはそのレディースモデルを黒の革パンに合わせており、何ともカッコいいのである。ちなみにプリテンダーズのクリッシー・ハインドはメンズの赤サイクロンを着用し、これまたCOOL。 じゃあ「ジョニー・サンダース・トリビュート革ジャン」のデザインはどうするのか?答えは出た。「黒×白2トーン革ジャン(米)とCYCLONE(英)を融合させる」のだ。答えは出たが、それを形にするのは非常に難しい。更に言えば、現代のLEWIS LEATHERS人気を決定づけたCYCLONE、そのデザインはダブルの革ジャンの中でもシンプルな部類であり、完成形とも言える。それを下手にいじる事は極めて危険な行為である。事実、世の中にはCYCLONEモチーフの革ジャンが多く存在し、中には「アイタタタタ…」という「やってもうた系」な一着に仕上がっている物が多いのも事実。ただ、そこにも需要と供給が成り立っているのだから、第三者がどうこう言える物ではない。あくまで自分が作り出す革ジャンがそうならなければ良い、ただそれだけの話だ。 過去に私自身「LEWIS LEATHERS #441 CYCLONE」を所有/着用していた。666の同タイプモデル「LJM-8」、その他各メーカーの近似モデルも然り。前述の通り、このデザインは完成形でいじり様が無いのも事実だが「もし自分がデザインするなら、こうしたい。」と言う欲求があったのも事実。その欲求をもこの「Davies(デイヴィス)」にぶつける次第である。 そう、これは「トゥー・マッチ・革ジャンキー・ビジネス」だ。 今回、強く意識したのは「究極の米英折衷革ジャン」。ライダースジャケットの歴史を振り返ると、基本的には「まずアメリカ製ありきで、後にイギリスに飛び火。イギリスのテイストが盛り込まれたライダースジャケットが誕生する」流れとなる。そこから長い月日が過ぎ、今更私が言うまでも無い事だが「イギリス製革ジャン」は確固たる地位を築き、現代の日本国内において、特にファッション寄りの現状で言えば「ライダースと言えばイギリス製」と言っても過言ではない。 フロントフラップの留めは「横一列に3個並んだドットボタン」。英国流を気取るなら、ここは「縦に2個」がお約束。「横一列に3個」これはBucoの名品「JH-1」の流れを汲む米テイスト。だが、英パンクロック的観点からすると、THE DAMNEDのDAVE VANIANが初期に良く着用していたシングルのレザージャケットの裾フロント部とリンクする。また、ネオロカビリー的観点からすると、STRAY CATSのBRIAN SETZERが着用したアメリカ製のダブルのライダースのフロントベルト部にもリンクする。すなわちロックンロール以外の何者でもない仕様なのである。 エポレットの有無。これは悩ましい。質実剛健なアメリカ製革ジャンには多く見られるベーシックな仕様ながらも。肩がいかつく見える要因となり、ややスタイリッシュさを損なう恐れがある。ただジョニジャンを踏襲する上で外せないディテールである事も事実。閃いた。実際にエポレットを装備するのでは無く「エポレットに見える切り替え」にするのだ。これでこの箇所に白レザーを配する事も可能となる。もはや発明だ。 上襟の大きさに注目して頂きたい。かなり小さ目である。もちろん大きな襟をバチッ!と立てた状態もカッコいい。ただ、やはりちょっと大袈裟な感じは否めない。パンクの影響下で英国製ライダースを着る人の多くが、上襟に折り目を付け、小ぶりな襟が立っている様な雰囲気にする。俗に言う「クラッシュ折り」というヤツだ。私はこの呼び方が嫌いだ。別にこの折り方が嫌いな訳ではない。呼び方が嫌いなのだ。推測しよう。クラッシュのメンバーが着用していたいわゆるロンジャンは古着。襟を立てるも最早革に張りが無く立たない。襟を立てる→寝る...その繰り返しで無意識のうちに折り目、クセが付き、アノ状態になったのかと思われる。それをまるで「クラッシュのメンバーが意図的に付けた折り目」かのごとく「クラッシュ折り」と呼ぶのに違和感があり、嫌いなのだ。話がそれたが、立たせて良し、寝せて良しのベストな上襟の大きさを導き出した。それが、この大きさである。また、黒レザーにおいては裏襟は革を裁ち切りにする事で、芯の茶がのぞく。他にサイドアジャスター、フロントフラップの裏革も裁ち切り仕様である。 …と色々書き連ねて来たが、あんまり深く考えず、この究極の米英折衷革ジャン「Davies(デイヴィス)」を着用し、ジョニー・サンダースのレコードでも聴きながら、彼を偲ぼうではないか、世界中の兄弟達よ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 JOHNNY THUNDERS TRIBUTE RIDERS JACKET 「DAVIES(デイヴィス)」 監修は革ジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、愛知を拠点とする信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「米英折衷革ジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 黒 99,800円(税抜)109,780円(税込) 黒 × オフホワイト2トーン 109,000円(税抜)119,900円(税込) イエロー 113,500円(税抜)124,850円(税込) 「素材」 黒:国産カウハイド(牛革) 「なめし」 黒:クロムなめし 「仕上げ」 黒:茶芯仕上げ 「サイズ展開」 34,36,38,40 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から1ヶ月〜1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) 「ご注文方法」 以下の方法にてご注文下さい。 ・こちらのご注文フォームからご注文。 ・名古屋The Vintage Garden店頭にて直接。 「お支払い方法」 銀行振込のほか、分割払いなども対応可能です。ご注文後にこちらから諸々ご案内致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜ディテール解説〜 【革(ブラック)】 国産の原皮を国内(姫路)でなめした“純国産”の牛革を使用。クロムなめし。 特筆すべきは、既製品の革ではなく、GTG PRODUCTS用に仕立てた革であるという点。2020年リリース「BRIX」から採用され、GTG PRODUCTSのスタンダード・マテリアルとして確固たる存在を築き上げている。 適度な厚みにより強度を保ちながらも「革ジャンを着ている感」を損なわないギリギリのラインをキープしている。 この革の持つツヤ感、この淫靡な光沢こそがロックンロールだ。 そして更に“茶芯”での仕上げを指定し、着込んでいった時に擦れて芯の茶色がのぞいて来るという、経年変化もお楽しみ頂けること必至。 【革(黒×オフホワイト2トーン)】 外せない。外す訳がない。「HEARTBRAKE 2TONE」...そう、ジョニー・サンダースは言うまでもなく、ジェリー・ノーラン、ビリー・ラス、ウォルター・ルーの4名、THE HEART BRAKERSのメンバー全員、そしてシド・ヴィシャスまでもが着用したアノ革ジャンへのオマージュ・カラーである。 ちなみにウォルター・ルーが着用する写真や動画は極端に少ない。一時は「着た事、無かったのでは?」とすら思っていたくらいだったが、証拠がわずかに存在。で、2019年11月17日、運良くウォルター・ルーとの共演を果たした私は、直接hong-ningに質問をぶつけた。「(スマホでジョニーやシドの写真を見せながら)ジョニー、ビリー、ジェリー、そしてシド。あなたが着ている写真が少ないのは何故?」この問いに対してのルーの回答、それは...「(あの革ジャン)小さかったんだ...」だった(笑)。長年の疑問が一瞬に解けると同時に、ちょっと笑ってしまった。確かに、ジョニーでジャスト、シドでツンツルテン、ルーなら...と言うオチであった。 最も気を配ったのが「白の配置」、すなわち「白の分量」。基本はジョニジャンを意識しつつ、この「Davies(デイヴィス)」に合う様に調整。結果、どうなったか?はい「革ジャン史上最強の黒×白2トーン革ジャンの誕生」となった。 良く耳にするのが、黒×白2トーン革ジャンは「着る人を選ぶ」「自分には似合わない」と言う言葉だ。もしそれが「着てみたい」と言う気持ちはあるのに躊躇しているのなら、そんな方にこそこの黒×白2トーンDaviesの袖を通して頂きたい。アナタの革ジャン人生の新たな扉を開けてくれる。 【革(イエロー)】 突拍子も無くラインナップされた印象を受けるかも知れない「TV YELLOW」。けど、この色名でお気付きだろう。そう、ジョニーを象徴するギター「GIBSON レスポール・ジュニア」からの引用である。ギターの色を革ジャンに持ち込む発想はゲンザならでは(自分で言うな)。ただ、U.K.ライダースの歴史においてカラーレザーは多く存在し、その一つにイエローもあったのは事実。至極当然なラインナップとも言える。裏地のダークブラウンはピックガードを意識。もはや完璧(自分で言うなagain)。 また個人的にイエローの革ジャンを所有していなかった為、単純に欲しかった事もあり1stサンプルはイエローで製作し、2021年12月からモニター着用している次第。やはり、カラー革ジャンは着込んでナンボの感が強い。 一見派手な印象を受けるかも知れないが、実際に私が着用している状態で会った多くの人が口にするのが「黄色、良いね。」である。SNS等で見ていた物が目の前に現れ、現物を見た真実のリアクションである。更に次のステップとして試着してもらうと、高確率で欲しくなっていたのも事実。そう、着ると想像以上にシックリ来る、そんな魔法の一着である。 【革(黒)】 当然だが、基本中の基本。これは直接的にはジョニー感は無いかも知れないが、言うまでもなくラインナップする。 【黄色革ジャンの裏地】 ブラウン。これはジョニー・サンダースが愛用したギター「GIBSON・レスポールJr. TVスペシャル」のピックガードのべっ甲色を意識している。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。 【黒、黒白革ジャンの裏地】 ピンク。これは世界的名盤「L.A.M.F.」の文字のピンクに由来する。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。 【背中のパネル切り替え】 肩ヨークとキドニーパッドの切り替えに関してはジョニジャン(黒白2トーン米国製革ジャン)の上下3分割を踏襲。 【両玉縁ジップポケット(左胸・左右腰)】 ボールジップを使用した両玉縁ジップポケットは、U.K.ライダースを代表するディテール。ブリティッ臭pung-pungだ。 【右胸ポケット】 ゲンザ革ジャン2019年モデル「SIMON」で多くの革ジャン愛好家から称賛を浴びた「片玉縁ボールジップ付ポケット」を採用。手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れると言う特典付き。また、ジップ付きにする事により「物を落としづらい」と言う実用性も兼ね備えた究極のポケットである。そして、単なる玉縁ポケットでは長年着用を続ける事でポケット口が広がりシルエットが崩れると言うnang-teng(難点)もジップ付にする事で難なくクリア。「死ぬまでカッコよく着られる革ジャン」となる。気分的にはモデルガンでも突っ込んでおきたいところだが、それで職務質問を受けたとしても当社は一切の責任を問わない。「心の銃」にとどめるか?はたまた「肉ライフル」を撃ちまくるか?何なら「肉ヌンチャク」を振り回すか?それはアナタ次第だ...すみません、取り乱しました。 【ポケットの袋布】 「黒」「黒×オフホワイト2トーン」にはベージュに白の水玉生地、「黄色」には赤に白の水玉生地を採用。言わずもがな、ジョニーの衣装インスパイア系。分かるよね?もう、これ以上、俺に言わせないでくれ…。 【袖ジップ】 ガゼット(マチ)を排除し、袖まくりがしやすく、リストバンドやブレスレット等が露出しやすいパンキーかつセクシーな仕様。持ち出しを装備する事でジップ(金属)が直接手首(肌)に当たる事を回避し、着心地も重視した。 【内ポケット装備(左右)】 表に存在する4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、長財布も楽々収納。DVDだって余裕のよっちゃん、僕ゲンちゃん。 【タグ】 この「Davies」の為だけに用意されたタグ。全くもって贅沢な一着なのである。MADE IN JAPAN、純日本製である。 119,900円
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【Davies(黄色)・2022年7月15日リリース・ゲンザ革ジャン2022】
¥124,850
Pre-Order Item
2022年7月15日13時、受注受付開始! 〜デイヴィス、この革ジャンをジョニー・サンダース、そして全ての革ジャンキーに捧ぐ〜 2022年7月15日 TEXT by SWEET GENE the GIGOLOCK (GTG PRODUCTS) GTG PRODUCTSよりゲンザ革ジャンver.2022の登場。 その名は「Davies(デイヴィス)」。由来は「THE KINKS」。「なぜキンクス?」その疑問の先は貴方自身で調べるのが良いだろう。 遂に、遂にだ。4作目にして遂に「ダブルのライダース」である。1作目「シングル」、2作目「Gジャンタイプ」、3作目「リブジャン」と来て、いよいよオマンを持しての「ダブル」登場。 BiSHが「楽器を持たないパンクバンド」ならば、GTG PRODUCTSは「ダブルを出さない革ジャンブランド」、そんなブランドがあっても良いじゃないか?という、あまのじゃくな気持ちになった事があったのも事実。しかし、革ジャンを企画・デザインする中でダブルを意識しないはずはない。脳内では常に意識、時にデザイン画を描いたりするも、いまいち決定打に欠けていた。 ダブルのライダースをキャンバスと見立てた時、その可能性は無限大。この無限大さが問題なのだ。そう、無限大過ぎるのだ。ポケットの位置、ポケットの数、襟の大きさ、背中の切り替え…これらの組み合わせだけでも、無数に考えられる。そして世の中レベルで考えた時、ダブルのライダースは星の数ほど存在する。言い方を変えれば「無いデザインは無い」くらいのところまで到達しているとも考えられ、そんな中で「純然たるオリジナルデザインのダブルのライダース」を生み出す事は最早不可能では?と思った瞬間もあった。 一旦、話を変えよう。個人的に今まで極端にのめり込んだ2つの革ジャンがある。ひとつが「シドジャン」。ここでのシドジャンとはアノ鋲付きシングル革ジャンを指す。これはゲンザ革ジャン1作目「SIMON」にて、ひとまずの自己完結を迎えた。 もうひとつは「ジョニジャン」。そう、ジョニー・サンダースやハートブレイカーズのメンバー、そしてシド・ヴィシャスまでもが着回したアメリカ製の黒×白2トーン革ジャンだ。(こちらのブランドはほぼ解明済みだが、ここでは割愛。)こちらにおいてはパンクショップ「666」勤務時に商品化し、幾度もリニューアルを繰り返した。更には2015年、ジョニー・サンダースの映画「LOOKING FOR JOHNNY」公開に合わせコラボレーション商品としてkang-zeng復刻モデルがBLACK MEANSによって製作され、高円寺FUUDOBRAINより発売された。こちらは高円寺フウドブレイン・タケシ氏の要請により、私ゲンザは総指揮艦長(アドバイザー)を務め、細かな仕様等を伝え、商品化に関わった。これによって「ジョニジャン」も自己完結を迎えた。 ここでふと、ある事実に気付く。「2022年は1952年生まれのジョニー・サンダースが生きていれば70歳」というある種のアニバーサリー・イヤー。「ジョニー・サンダース・トリビュート革ジャン」というアプローチが閃いた。ミュージシャンが曲をカヴァーする事でトリビュートする事は多い。ここは一つ、革ジャニストとして革ジャンでトリビュートしたいと思い立った。(私ゲンザ、自分がバンドマンである事も忘れてはいませんよ。苦笑) ジョニジャンにおいても自己完結した旨は前述の通りだが、それは「復刻品」としての自己完結。今回の企画とは決定的に趣旨が異なる。 ジョニー・サンダースは革ジャン好きであった感が強い。ニューヨーク・ドールズ期、ハート・ブレイカーズ期、ソロ期といつの時代も彼は様々な革ジャンを着ていた。黒×白2トーン革ジャン以外で個人的に思い入れが強いのが、ハート・ブレイカーズ期に着用していた赤の「LEWIS LEATHERS #441 CYCLONE」だ。小柄なジョニーはそのレディースモデルを黒の革パンに合わせており、何ともカッコいいのである。ちなみにプリテンダーズのクリッシー・ハインドはメンズの赤サイクロンを着用し、これまたCOOL。 じゃあ「ジョニー・サンダース・トリビュート革ジャン」のデザインはどうするのか?答えは出た。「黒×白2トーン革ジャン(米)とCYCLONE(英)を融合させる」のだ。答えは出たが、それを形にするのは非常に難しい。更に言えば、現代のLEWIS LEATHERS人気を決定づけたCYCLONE、そのデザインはダブルの革ジャンの中でもシンプルな部類であり、完成形とも言える。それを下手にいじる事は極めて危険な行為である。事実、世の中にはCYCLONEモチーフの革ジャンが多く存在し、中には「アイタタタタ…」という「やってもうた系」な一着に仕上がっている物が多いのも事実。ただ、そこにも需要と供給が成り立っているのだから、第三者がどうこう言える物ではない。あくまで自分が作り出す革ジャンがそうならなければ良い、ただそれだけの話だ。 過去に私自身「LEWIS LEATHERS #441 CYCLONE」を所有/着用していた。666の同タイプモデル「LJM-8」、その他各メーカーの近似モデルも然り。前述の通り、このデザインは完成形でいじり様が無いのも事実だが「もし自分がデザインするなら、こうしたい。」と言う欲求があったのも事実。その欲求をもこの「Davies(デイヴィス)」にぶつける次第である。 そう、これは「トゥー・マッチ・革ジャンキー・ビジネス」だ。 今回、強く意識したのは「究極の米英折衷革ジャン」。ライダースジャケットの歴史を振り返ると、基本的には「まずアメリカ製ありきで、後にイギリスに飛び火。イギリスのテイストが盛り込まれたライダースジャケットが誕生する」流れとなる。そこから長い月日が過ぎ、今更私が言うまでも無い事だが「イギリス製革ジャン」は確固たる地位を築き、現代の日本国内において、特にファッション寄りの現状で言えば「ライダースと言えばイギリス製」と言っても過言ではない。 フロントフラップの留めは「横一列に3個並んだドットボタン」。英国流を気取るなら、ここは「縦に2個」がお約束。「横一列に3個」これはBucoの名品「JH-1」の流れを汲む米テイスト。だが、英パンクロック的観点からすると、THE DAMNEDのDAVE VANIANが初期に良く着用していたシングルのレザージャケットの裾フロント部とリンクする。また、ネオロカビリー的観点からすると、STRAY CATSのBRIAN SETZERが着用したアメリカ製のダブルのライダースのフロントベルト部にもリンクする。すなわちロックンロール以外の何者でもない仕様なのである。 エポレットの有無。これは悩ましい。質実剛健なアメリカ製革ジャンには多く見られるベーシックな仕様ながらも。肩がいかつく見える要因となり、ややスタイリッシュさを損なう恐れがある。ただジョニジャンを踏襲する上で外せないディテールである事も事実。閃いた。実際にエポレットを装備するのでは無く「エポレットに見える切り替え」にするのだ。これでこの箇所に白レザーを配する事も可能となる。もはや発明だ。 上襟の大きさに注目して頂きたい。かなり小さ目である。もちろん大きな襟をバチッ!と立てた状態もカッコいい。ただ、やはりちょっと大袈裟な感じは否めない。パンクの影響下で英国製ライダースを着る人の多くが、上襟に折り目を付け、小ぶりな襟が立っている様な雰囲気にする。俗に言う「クラッシュ折り」というヤツだ。私はこの呼び方が嫌いだ。別にこの折り方が嫌いな訳ではない。呼び方が嫌いなのだ。推測しよう。クラッシュのメンバーが着用していたいわゆるロンジャンは古着。襟を立てるも最早革に張りが無く立たない。襟を立てる→寝る...その繰り返しで無意識のうちに折り目、クセが付き、アノ状態になったのかと思われる。それをまるで「クラッシュのメンバーが意図的に付けた折り目」かのごとく「クラッシュ折り」と呼ぶのに違和感があり、嫌いなのだ。話がそれたが、立たせて良し、寝せて良しのベストな上襟の大きさを導き出した。それが、この大きさである。また、黒レザーにおいては裏襟は革を裁ち切りにする事で、芯の茶がのぞく。他にサイドアジャスター、フロントフラップの裏革も裁ち切り仕様である。 …と色々書き連ねて来たが、あんまり深く考えず、この究極の米英折衷革ジャン「Davies(デイヴィス)」を着用し、ジョニー・サンダースのレコードでも聴きながら、彼を偲ぼうではないか、世界中の兄弟達よ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 JOHNNY THUNDERS TRIBUTE RIDERS JACKET 「DAVIES(デイヴィス)」 監修は革ジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、愛知を拠点とする信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「米英折衷革ジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 黒 99,800円(税抜)109,780円(税込) 黒 × オフホワイト2トーン 109,000円(税抜)119,900円(税込) イエロー 113,500円(税抜)124,850円(税込) 「素材」 黒:国産カウハイド(牛革) 「なめし」 黒:クロムなめし 「仕上げ」 黒:茶芯仕上げ 「サイズ展開」 34,36,38,40 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から1ヶ月〜1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) 「ご注文方法」 以下の方法にてご注文下さい。 ・こちらのご注文フォームからご注文。 ・名古屋The Vintage Garden店頭にて直接。 「お支払い方法」 銀行振込のほか、分割払いなども対応可能です。ご注文後にこちらから諸々ご案内致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜ディテール解説〜 【革(ブラック)】 国産の原皮を国内(姫路)でなめした“純国産”の牛革を使用。クロムなめし。 特筆すべきは、既製品の革ではなく、GTG PRODUCTS用に仕立てた革であるという点。2020年リリース「BRIX」から採用され、GTG PRODUCTSのスタンダード・マテリアルとして確固たる存在を築き上げている。 適度な厚みにより強度を保ちながらも「革ジャンを着ている感」を損なわないギリギリのラインをキープしている。 この革の持つツヤ感、この淫靡な光沢こそがロックンロールだ。 そして更に“茶芯”での仕上げを指定し、着込んでいった時に擦れて芯の茶色がのぞいて来るという、経年変化もお楽しみ頂けること必至。 【革(黒×オフホワイト2トーン)】 外せない。外す訳がない。「HEARTBRAKE 2TONE」...そう、ジョニー・サンダースは言うまでもなく、ジェリー・ノーラン、ビリー・ラス、ウォルター・ルーの4名、THE HEART BRAKERSのメンバー全員、そしてシド・ヴィシャスまでもが着用したアノ革ジャンへのオマージュ・カラーである。 ちなみにウォルター・ルーが着用する写真や動画は極端に少ない。一時は「着た事、無かったのでは?」とすら思っていたくらいだったが、証拠がわずかに存在。で、2019年11月17日、運良くウォルター・ルーとの共演を果たした私は、直接hong-ningに質問をぶつけた。「(スマホでジョニーやシドの写真を見せながら)ジョニー、ビリー、ジェリー、そしてシド。あなたが着ている写真が少ないのは何故?」この問いに対してのルーの回答、それは...「(あの革ジャン)小さかったんだ...」だった(笑)。長年の疑問が一瞬に解けると同時に、ちょっと笑ってしまった。確かに、ジョニーでジャスト、シドでツンツルテン、ルーなら...と言うオチであった。 最も気を配ったのが「白の配置」、すなわち「白の分量」。基本はジョニジャンを意識しつつ、この「Davies(デイヴィス)」に合う様に調整。結果、どうなったか?はい「革ジャン史上最強の黒×白2トーン革ジャンの誕生」となった。 良く耳にするのが、黒×白2トーン革ジャンは「着る人を選ぶ」「自分には似合わない」と言う言葉だ。もしそれが「着てみたい」と言う気持ちはあるのに躊躇しているのなら、そんな方にこそこの黒×白2トーンDaviesの袖を通して頂きたい。アナタの革ジャン人生の新たな扉を開けてくれる。 【革(イエロー)】 突拍子も無くラインナップされた印象を受けるかも知れない「TV YELLOW」。けど、この色名でお気付きだろう。そう、ジョニーを象徴するギター「GIBSON レスポール・ジュニア」からの引用である。ギターの色を革ジャンに持ち込む発想はゲンザならでは(自分で言うな)。ただ、U.K.ライダースの歴史においてカラーレザーは多く存在し、その一つにイエローもあったのは事実。至極当然なラインナップとも言える。裏地のダークブラウンはピックガードを意識。もはや完璧(自分で言うなagain)。 また個人的にイエローの革ジャンを所有していなかった為、単純に欲しかった事もあり1stサンプルはイエローで製作し、2021年12月からモニター着用している次第。やはり、カラー革ジャンは着込んでナンボの感が強い。 一見派手な印象を受けるかも知れないが、実際に私が着用している状態で会った多くの人が口にするのが「黄色、良いね。」である。SNS等で見ていた物が目の前に現れ、現物を見た真実のリアクションである。更に次のステップとして試着してもらうと、高確率で欲しくなっていたのも事実。そう、着ると想像以上にシックリ来る、そんな魔法の一着である。 【革(黒)】 当然だが、基本中の基本。これは直接的にはジョニー感は無いかも知れないが、言うまでもなくラインナップする。 【黄色革ジャンの裏地】 ブラウン。これはジョニー・サンダースが愛用したギター「GIBSON・レスポールJr. TVスペシャル」のピックガードのべっ甲色を意識している。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。 【黒、黒白革ジャンの裏地】 ピンク。これは世界的名盤「L.A.M.F.」の文字のピンクに由来する。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。 【背中のパネル切り替え】 肩ヨークとキドニーパッドの切り替えに関してはジョニジャン(黒白2トーン米国製革ジャン)の上下3分割を踏襲。 【両玉縁ジップポケット(左胸・左右腰)】 ボールジップを使用した両玉縁ジップポケットは、U.K.ライダースを代表するディテール。ブリティッ臭pung-pungだ。 【右胸ポケット】 ゲンザ革ジャン2019年モデル「SIMON」で多くの革ジャン愛好家から称賛を浴びた「片玉縁ボールジップ付ポケット」を採用。手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れると言う特典付き。また、ジップ付きにする事により「物を落としづらい」と言う実用性も兼ね備えた究極のポケットである。そして、単なる玉縁ポケットでは長年着用を続ける事でポケット口が広がりシルエットが崩れると言うnang-teng(難点)もジップ付にする事で難なくクリア。「死ぬまでカッコよく着られる革ジャン」となる。気分的にはモデルガンでも突っ込んでおきたいところだが、それで職務質問を受けたとしても当社は一切の責任を問わない。「心の銃」にとどめるか?はたまた「肉ライフル」を撃ちまくるか?何なら「肉ヌンチャク」を振り回すか?それはアナタ次第だ...すみません、取り乱しました。 【ポケットの袋布】 「黒」「黒×オフホワイト2トーン」にはベージュに白の水玉生地、「黄色」には赤に白の水玉生地を採用。言わずもがな、ジョニーの衣装インスパイア系。分かるよね?もう、これ以上、俺に言わせないでくれ…。 【袖ジップ】 ガゼット(マチ)を排除し、袖まくりがしやすく、リストバンドやブレスレット等が露出しやすいパンキーかつセクシーな仕様。持ち出しを装備する事でジップ(金属)が直接手首(肌)に当たる事を回避し、着心地も重視した。 【内ポケット装備(左右)】 表に存在する4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、長財布も楽々収納。DVDだって余裕のよっちゃん、僕ゲンちゃん。 【タグ】 この「Davies」の為だけに用意されたタグ。全くもって贅沢な一着なのである。MADE IN JAPAN、純日本製である。 124,850円
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【Davies(黒)・2022年7月15日13時リリース・ゲンザ革ジャン2022】
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2022年7月15日13時、受注受付開始! 〜デイヴィス、この革ジャンをジョニー・サンダース、そして全ての革ジャンキーに捧ぐ〜 2022年7月15日 TEXT by SWEET GENE the GIGOLOCK (GTG PRODUCTS) GTG PRODUCTSよりゲンザ革ジャンver.2022の登場。 その名は「Davies(デイヴィス)」。由来は「THE KINKS」。「なぜキンクス?」その疑問の先は貴方自身で調べるのが良いだろう。 遂に、遂にだ。4作目にして遂に「ダブルのライダース」である。1作目「シングル」、2作目「Gジャンタイプ」、3作目「リブジャン」と来て、いよいよオマンを持しての「ダブル」登場。 BiSHが「楽器を持たないパンクバンド」ならば、GTG PRODUCTSは「ダブルを出さない革ジャンブランド」、そんなブランドがあっても良いじゃないか?という、あまのじゃくな気持ちになった事があったのも事実。しかし、革ジャンを企画・デザインする中でダブルを意識しないはずはない。脳内では常に意識、時にデザイン画を描いたりするも、いまいち決定打に欠けていた。 ダブルのライダースをキャンバスと見立てた時、その可能性は無限大。この無限大さが問題なのだ。そう、無限大過ぎるのだ。ポケットの位置、ポケットの数、襟の大きさ、背中の切り替え…これらの組み合わせだけでも、無数に考えられる。そして世の中レベルで考えた時、ダブルのライダースは星の数ほど存在する。言い方を変えれば「無いデザインは無い」くらいのところまで到達しているとも考えられ、そんな中で「純然たるオリジナルデザインのダブルのライダース」を生み出す事は最早不可能では?と思った瞬間もあった。 一旦、話を変えよう。個人的に今まで極端にのめり込んだ2つの革ジャンがある。ひとつが「シドジャン」。ここでのシドジャンとはアノ鋲付きシングル革ジャンを指す。これはゲンザ革ジャン1作目「SIMON」にて、ひとまずの自己完結を迎えた。 もうひとつは「ジョニジャン」。そう、ジョニー・サンダースやハートブレイカーズのメンバー、そしてシド・ヴィシャスまでもが着回したアメリカ製の黒×白2トーン革ジャンだ。(こちらのブランドはほぼ解明済みだが、ここでは割愛。)こちらにおいてはパンクショップ「666」勤務時に商品化し、幾度もリニューアルを繰り返した。更には2015年、ジョニー・サンダースの映画「LOOKING FOR JOHNNY」公開に合わせコラボレーション商品としてkang-zeng復刻モデルがBLACK MEANSによって製作され、高円寺FUUDOBRAINより発売された。こちらは高円寺フウドブレイン・タケシ氏の要請により、私ゲンザは総指揮艦長(アドバイザー)を務め、細かな仕様等を伝え、商品化に関わった。これによって「ジョニジャン」も自己完結を迎えた。 ここでふと、ある事実に気付く。「2022年は1952年生まれのジョニー・サンダースが生きていれば70歳」というある種のアニバーサリー・イヤー。「ジョニー・サンダース・トリビュート革ジャン」というアプローチが閃いた。ミュージシャンが曲をカヴァーする事でトリビュートする事は多い。ここは一つ、革ジャニストとして革ジャンでトリビュートしたいと思い立った。(私ゲンザ、自分がバンドマンである事も忘れてはいませんよ。苦笑) ジョニジャンにおいても自己完結した旨は前述の通りだが、それは「復刻品」としての自己完結。今回の企画とは決定的に趣旨が異なる。 ジョニー・サンダースは革ジャン好きであった感が強い。ニューヨーク・ドールズ期、ハート・ブレイカーズ期、ソロ期といつの時代も彼は様々な革ジャンを着ていた。黒×白2トーン革ジャン以外で個人的に思い入れが強いのが、ハート・ブレイカーズ期に着用していた赤の「LEWIS LEATHERS #441 CYCLONE」だ。小柄なジョニーはそのレディースモデルを黒の革パンに合わせており、何ともカッコいいのである。ちなみにプリテンダーズのクリッシー・ハインドはメンズの赤サイクロンを着用し、これまたCOOL。 じゃあ「ジョニー・サンダース・トリビュート革ジャン」のデザインはどうするのか?答えは出た。「黒×白2トーン革ジャン(米)とCYCLONE(英)を融合させる」のだ。答えは出たが、それを形にするのは非常に難しい。更に言えば、現代のLEWIS LEATHERS人気を決定づけたCYCLONE、そのデザインはダブルの革ジャンの中でもシンプルな部類であり、完成形とも言える。それを下手にいじる事は極めて危険な行為である。事実、世の中にはCYCLONEモチーフの革ジャンが多く存在し、中には「アイタタタタ…」という「やってもうた系」な一着に仕上がっている物が多いのも事実。ただ、そこにも需要と供給が成り立っているのだから、第三者がどうこう言える物ではない。あくまで自分が作り出す革ジャンがそうならなければ良い、ただそれだけの話だ。 過去に私自身「LEWIS LEATHERS #441 CYCLONE」を所有/着用していた。666の同タイプモデル「LJM-8」、その他各メーカーの近似モデルも然り。前述の通り、このデザインは完成形でいじり様が無いのも事実だが「もし自分がデザインするなら、こうしたい。」と言う欲求があったのも事実。その欲求をもこの「Davies(デイヴィス)」にぶつける次第である。 そう、これは「トゥー・マッチ・革ジャンキー・ビジネス」だ。 今回、強く意識したのは「究極の米英折衷革ジャン」。ライダースジャケットの歴史を振り返ると、基本的には「まずアメリカ製ありきで、後にイギリスに飛び火。イギリスのテイストが盛り込まれたライダースジャケットが誕生する」流れとなる。そこから長い月日が過ぎ、今更私が言うまでも無い事だが「イギリス製革ジャン」は確固たる地位を築き、現代の日本国内において、特にファッション寄りの現状で言えば「ライダースと言えばイギリス製」と言っても過言ではない。 フロントフラップの留めは「横一列に3個並んだドットボタン」。英国流を気取るなら、ここは「縦に2個」がお約束。「横一列に3個」これはBucoの名品「JH-1」の流れを汲む米テイスト。だが、英パンクロック的観点からすると、THE DAMNEDのDAVE VANIANが初期に良く着用していたシングルのレザージャケットの裾フロント部とリンクする。また、ネオロカビリー的観点からすると、STRAY CATSのBRIAN SETZERが着用したアメリカ製のダブルのライダースのフロントベルト部にもリンクする。すなわちロックンロール以外の何者でもない仕様なのである。 エポレットの有無。これは悩ましい。質実剛健なアメリカ製革ジャンには多く見られるベーシックな仕様ながらも。肩がいかつく見える要因となり、ややスタイリッシュさを損なう恐れがある。ただジョニジャンを踏襲する上で外せないディテールである事も事実。閃いた。実際にエポレットを装備するのでは無く「エポレットに見える切り替え」にするのだ。これでこの箇所に白レザーを配する事も可能となる。もはや発明だ。 上襟の大きさに注目して頂きたい。かなり小さ目である。もちろん大きな襟をバチッ!と立てた状態もカッコいい。ただ、やはりちょっと大袈裟な感じは否めない。パンクの影響下で英国製ライダースを着る人の多くが、上襟に折り目を付け、小ぶりな襟が立っている様な雰囲気にする。俗に言う「クラッシュ折り」というヤツだ。私はこの呼び方が嫌いだ。別にこの折り方が嫌いな訳ではない。呼び方が嫌いなのだ。推測しよう。クラッシュのメンバーが着用していたいわゆるロンジャンは古着。襟を立てるも最早革に張りが無く立たない。襟を立てる→寝る...その繰り返しで無意識のうちに折り目、クセが付き、アノ状態になったのかと思われる。それをまるで「クラッシュのメンバーが意図的に付けた折り目」かのごとく「クラッシュ折り」と呼ぶのに違和感があり、嫌いなのだ。話がそれたが、立たせて良し、寝せて良しのベストな上襟の大きさを導き出した。それが、この大きさである。また、黒レザーにおいては裏襟は革を裁ち切りにする事で、芯の茶がのぞく。他にサイドアジャスター、フロントフラップの裏革も裁ち切り仕様である。 …と色々書き連ねて来たが、あんまり深く考えず、この究極の米英折衷革ジャン「Davies(デイヴィス)」を着用し、ジョニー・サンダースのレコードでも聴きながら、彼を偲ぼうではないか、世界中の兄弟達よ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 JOHNNY THUNDERS TRIBUTE RIDERS JACKET 「DAVIES(デイヴィス)」 監修は革ジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、愛知を拠点とする信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「米英折衷革ジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 黒 99,800円(税抜)109,780円(税込) 黒 × オフホワイト2トーン 109,000円(税抜)119,900円(税込) イエロー 113,500円(税抜)124,850円(税込) 「素材」 黒:国産カウハイド(牛革) 「なめし」 黒:クロムなめし 「仕上げ」 黒:茶芯仕上げ 「サイズ展開」 34,36,38,40 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から1ヶ月〜1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) 「ご注文方法」 以下の方法にてご注文下さい。 ・こちらのご注文フォームからご注文。 ・名古屋The Vintage Garden店頭にて直接。 「お支払い方法」 銀行振込のほか、分割払いなども対応可能です。ご注文後にこちらから諸々ご案内致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜ディテール解説〜 【革(ブラック)】 国産の原皮を国内(姫路)でなめした“純国産”の牛革を使用。クロムなめし。 特筆すべきは、既製品の革ではなく、GTG PRODUCTS用に仕立てた革であるという点。2020年リリース「BRIX」から採用され、GTG PRODUCTSのスタンダード・マテリアルとして確固たる存在を築き上げている。 適度な厚みにより強度を保ちながらも「革ジャンを着ている感」を損なわないギリギリのラインをキープしている。 この革の持つツヤ感、この淫靡な光沢こそがロックンロールだ。 そして更に“茶芯”での仕上げを指定し、着込んでいった時に擦れて芯の茶色がのぞいて来るという、経年変化もお楽しみ頂けること必至。 【革(黒×オフホワイト2トーン)】 外せない。外す訳がない。「HEARTBRAKE 2TONE」...そう、ジョニー・サンダースは言うまでもなく、ジェリー・ノーラン、ビリー・ラス、ウォルター・ルーの4名、THE HEART BRAKERSのメンバー全員、そしてシド・ヴィシャスまでもが着用したアノ革ジャンへのオマージュ・カラーである。 ちなみにウォルター・ルーが着用する写真や動画は極端に少ない。一時は「着た事、無かったのでは?」とすら思っていたくらいだったが、証拠がわずかに存在。で、2019年11月17日、運良くウォルター・ルーとの共演を果たした私は、直接hong-ningに質問をぶつけた。「(スマホでジョニーやシドの写真を見せながら)ジョニー、ビリー、ジェリー、そしてシド。あなたが着ている写真が少ないのは何故?」この問いに対してのルーの回答、それは...「(あの革ジャン)小さかったんだ...」だった(笑)。長年の疑問が一瞬に解けると同時に、ちょっと笑ってしまった。確かに、ジョニーでジャスト、シドでツンツルテン、ルーなら...と言うオチであった。 最も気を配ったのが「白の配置」、すなわち「白の分量」。基本はジョニジャンを意識しつつ、この「Davies(デイヴィス)」に合う様に調整。結果、どうなったか?はい「革ジャン史上最強の黒×白2トーン革ジャンの誕生」となった。 良く耳にするのが、黒×白2トーン革ジャンは「着る人を選ぶ」「自分には似合わない」と言う言葉だ。もしそれが「着てみたい」と言う気持ちはあるのに躊躇しているのなら、そんな方にこそこの黒×白2トーンDaviesの袖を通して頂きたい。アナタの革ジャン人生の新たな扉を開けてくれる。 【革(イエロー)】 突拍子も無くラインナップされた印象を受けるかも知れない「TV YELLOW」。けど、この色名でお気付きだろう。そう、ジョニーを象徴するギター「GIBSON レスポール・ジュニア」からの引用である。ギターの色を革ジャンに持ち込む発想はゲンザならでは(自分で言うな)。ただ、U.K.ライダースの歴史においてカラーレザーは多く存在し、その一つにイエローもあったのは事実。至極当然なラインナップとも言える。裏地のダークブラウンはピックガードを意識。もはや完璧(自分で言うなagain)。 また個人的にイエローの革ジャンを所有していなかった為、単純に欲しかった事もあり1stサンプルはイエローで製作し、2021年12月からモニター着用している次第。やはり、カラー革ジャンは着込んでナンボの感が強い。 一見派手な印象を受けるかも知れないが、実際に私が着用している状態で会った多くの人が口にするのが「黄色、良いね。」である。SNS等で見ていた物が目の前に現れ、現物を見た真実のリアクションである。更に次のステップとして試着してもらうと、高確率で欲しくなっていたのも事実。そう、着ると想像以上にシックリ来る、そんな魔法の一着である。 【革(黒)】 当然だが、基本中の基本。これは直接的にはジョニー感は無いかも知れないが、言うまでもなくラインナップする。 【黄色革ジャンの裏地】 ブラウン。これはジョニー・サンダースが愛用したギター「GIBSON・レスポールJr. TVスペシャル」のピックガードのべっ甲色を意識している。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。 【黒、黒白革ジャンの裏地】 ピンク。これは世界的名盤「L.A.M.F.」の文字のピンクに由来する。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。 【背中のパネル切り替え】 肩ヨークとキドニーパッドの切り替えに関してはジョニジャン(黒白2トーン米国製革ジャン)の上下3分割を踏襲。 【両玉縁ジップポケット(左胸・左右腰)】 ボールジップを使用した両玉縁ジップポケットは、U.K.ライダースを代表するディテール。ブリティッ臭pung-pungだ。 【右胸ポケット】 ゲンザ革ジャン2019年モデル「SIMON」で多くの革ジャン愛好家から称賛を浴びた「片玉縁ボールジップ付ポケット」を採用。手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れると言う特典付き。また、ジップ付きにする事により「物を落としづらい」と言う実用性も兼ね備えた究極のポケットである。そして、単なる玉縁ポケットでは長年着用を続ける事でポケット口が広がりシルエットが崩れると言うnang-teng(難点)もジップ付にする事で難なくクリア。「死ぬまでカッコよく着られる革ジャン」となる。気分的にはモデルガンでも突っ込んでおきたいところだが、それで職務質問を受けたとしても当社は一切の責任を問わない。「心の銃」にとどめるか?はたまた「肉ライフル」を撃ちまくるか?何なら「肉ヌンチャク」を振り回すか?それはアナタ次第だ...すみません、取り乱しました。 【ポケットの袋布】 「黒」「黒×オフホワイト2トーン」にはベージュに白の水玉生地、「黄色」には赤に白の水玉生地を採用。言わずもがな、ジョニーの衣装インスパイア系。分かるよね?もう、これ以上、俺に言わせないでくれ…。 【袖ジップ】 ガゼット(マチ)を排除し、袖まくりがしやすく、リストバンドやブレスレット等が露出しやすいパンキーかつセクシーな仕様。持ち出しを装備する事でジップ(金属)が直接手首(肌)に当たる事を回避し、着心地も重視した。 【内ポケット装備(左右)】 表に存在する4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、長財布も楽々収納。DVDだって余裕のよっちゃん、僕ゲンちゃん。 【タグ】 この「Davies」の為だけに用意されたタグ。全くもって贅沢な一着なのである。MADE IN JAPAN、純日本製である。 109,780円
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【VINCE・2021年8月28日リリース・ゲンザ革ジャン2021】
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2021年8月28日、受注受付開始! 〜FOR THE BROKEN ADULT KIDS…ヴィンス、大人になれない大人達に捧ぐ〜 2021年8月28日 TEXT by SWEET GENE the GIGOLOCK (GTG PRODUCTS) GTG PRUDUCTSよりゲンザ革ジャンver.2021の登場。コロナウイルスの影響で先の見えない状況。失業、減給、体調不良、そんな方も居るだろう。私ゲンザも様々な局面を迎えつつも、今年もこうやってオリジナル革ジャンのリリースに至れる事にまず感謝しなくてはならない。 逆にこんな状況下だからこそ、自分にハッパをかける意味でも革ジャンの事を考え続け、私自身のモチベーションを維持し、頭の中を普段以上に革ジャンでpang-pangにした。そう、かつて好きになったアノ娘の事を思い浮かべると他の事は何も考えられなくなった様に、好きな革ジャンの事を考えれば嫌な事は忘れられた。 今年のゲンザ革ジャンはズバリ“リブジャン”だ。かねてから「ダブルはいつ出すんだ?」「三度目の正直で、今回はダブルでは?」なんて囁かれていたところに、まさかのリブジャン。全くもって天邪鬼と言われそうだが、別に奇を衒っての展開ではない。あくまで「ゲンザがその時欲しいヤツ」ってのが基準だ。そうじゃなきゃ熱くなれない。自分が熱くなれない物を人にお勧めする事も出来ない。 一口に“リブジャン”と言っても色々だ。アナタはどんなイメージを持つだろう? 軍物のA-2やG-1?その派生とも言えるJOHNSONS/LA ROCKA!ブランドのフライングジャケット?昭和フレイヴァーのロックンローラー?はたまたハンチング帽をかぶり、背中に唐草模様の風呂敷包みを背負ったOLD SCHOOL泥棒コント?これらはどれも正解と言える。 ロックンロール・ミュージックの起源には諸説あるかと思うが、ここはシンプルに1950年代のロカビリーからで考えてみる。“KING”ELVISやEDDIE COCHRANにも革ジャンのイメージはある。が、あくまでここは“リブジャン”の話。リブ付きのレザーと言えば、やはりここで外せないのはGENE VINCENTだ。そう、勘の良い貴方は、もうお気付きだろうか。今回のモデル名「VINCE」はこの「VINCENT」からの拝借でもある。“でも”と言ったのは別の由来もあるからだ。 THE CLASHがカヴァーした事で知られる“BRAND NEW CADILLAC”。そのオリジネイター“VINCE TAYLOR”への敬意も忘れてはならない。いや、むしろそちらの方が強い。これはあくまで個人的趣味嗜好の話になるかも知れないが、VINCE TAYLORにはとてつもないセクシーさを感じる。上下レザーを身にまとい、尋常でない腰のシェイキンで地球上の女性のハートを揺さぶる。もしそれを観た事が無いなら、YouTubeで構わない、一刻も早く観て欲しい。 この革ジャンのリリース日に設定した8月28日はVINCE TAYLORの命日である。と同時に私ゲンザの誕生日でもある。これは何かの「SA.DA.ME」なのか?この革ジャンのリリースを予見していたかの様な事実に気づいた時、VINCEの居る天国に向かい小生の愚息がはち切れんばかりに硬直したのは言うまでもなかろう。 ちなみにVINCEの命日と私ゲンザの誕生日、「年」までは一緒ではない。「VINCEが死んだ日にゲンザが生まれた」と語れれば最上級のロックンロール・ヒストリーの完成だが、流石にそこまで出来過ぎた話は、そうそうこの世の中転がっていない。 2021年3月、過去の2作に比べ早いタイミングでサンプルを仕上げた。リブ仕様の革ジャンは一般的なライダースジャケットに比べ保温性が高い。すなわち夏に着るには決して快適ではない。なるべく早い段階でサンプルを仕上げ、本格的に暑くなる前に着用テストを行う必要があったからだ。 サンプルが仕上がってからは、複数の友人に着てもらった。客観的に見るのは大事だ。それで分かった事があった。それは想像以上に「誰でも似合う革ジャンである」という事だ。得てして「ダブルのライダース」は着る人を選ぶ感があるが故に、似合う人と似合わない人の差が出やすい。いや、実際には似合っていても、ある程度の年齢になると「ダブルの革ジャンに気後れする」という現象もある。事実、私がかつてパンクショップ「666」勤務時代、30代半ばを過ぎたお客さんが極力シンプルなシングル革ジャン(とりわけLJM-9というモデル)を選ぶ傾向にあった。恐らく、この「シングルのライダース」以上に気後れする事無く着用し易いのが「レザーブルゾン」すなわち「リブジャン」であろう。そう、前述の通り「ブルゾン」という位置付けが様々な意味で着易さを助長してくれるのだ。 さらに言うと「リブジャン」は父親や兄も着用していたと言う経緯から「かつて実家にも存在した革ジャン第一位」であり、その点で何とも言えぬang-sing-kang(安心感)が得られる可能性が高い。であるが故に「ロックの革ジャン」として着用した時に微かな違和感を抱く恐れもある。だが、そこは心配御無用。何故か?この「VINCE」はロックの革ジャン一筋30年、私ゲンザ企画だからだ。 もしも「リブジャン」に対し「オヤジ臭くなるのでは?」といった不安感ちょっとでも持っているなら、そんなアナタにこそ、この「VINCE」に袖を通して頂きたい。やまだかつて…もとい、いまだかつて感じた事の無い、革ジャン近未来への旅への出発を約束する。 …と色々書き連ねて来たが、あんまり深く考えず「このリブジャン、カッコいいな!」って言う気持ちひとつで飛び込んで来て頂ければ、これ幸いである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 BLOUSON STYLE LEATHER JACKET 「VINCE」 監修は革ジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、愛知を拠点とする信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「リブジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 99,800円(税抜) 109,780円(税込) 「素材」 国産カウハイド(牛革) 「なめし」 クロムなめし 「仕上げ」 茶芯仕上げ 「サイズ展開」 34,36,38,40 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から1ヶ月から1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜ディテール解説〜 【革】 国産の原皮を国内(姫路)でなめした“純国産”の牛革を使用。クロムなめし。 特筆すべきは、既製品の革ではなく、GTG PRODUCTS用に仕立てた革であるという点。2020年リリース「BRIX」から使用され、GTG PRODUCTSのスタンダード・マテリアルとして確固たる存在を築き上げている。 適度な厚みにより強度を保ちながらも「革ジャンを着ている感」を損なわないギリギリのラインをキープしている。 この革の持つツヤ感、この淫靡な光沢こそがロックンロールだ。 そして更に“茶芯”での仕上げを指定し、着込んでいった時に擦れて芯の茶色がのぞいて来るという、経年変化もお楽しみ頂けること必至。 【裏地】 ゴールド。ただしキンキラキンではなく落ち着いた色味、言うならば“黄金色”である。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。そう、これは正に「STAY GOLD」、その輝きだけは永遠のもの。 【金属パーツ】 フロントジップ、各ポケットのボールジップ、フラップポケットの留め具、全てにおいてゴールドの物を採用。この革の持つ艶と相まって高級感を生み出す。人呼んで、これが「ROCK’N ROLL GOLD RUSH」なのである。 【襟の異素材切り替え】 これ襟こそが、この革ジャンにおける最大の特徴。GENE VINCENT、VINCE TAYLOR、初期のTHE BEATLESらが着用していた革ジャンや革プルオーヴァーシャツも同様に襟には切り替えがあるのだが、それらはリブニット切り替え。当VINCEにおいてはスウェード切り替えである。それによりリブニット切り替え以上のハードな雰囲気を醸し出し、襟にコシを持たせ、bing-bingのピンコ勃ちに襟を勃たせる事が可能となる。さらにはIGGY POPが着用した事で知られるJOHNSONS/LA ROCKA!ブランドの革ジャン「BRANDO JACKET」をも想起させ、一気にロックンロール革ジャンのヒストリカルな核の部分にシフトする。こういう部分にテンションが上がり、陰茎が硬直してくる。それが男の子の証だ。 【背中のパネル切り替え】 肩ヨークに加え、裾にかけては「中央」と「左右」の3分割パネル。U.K.ライダースにも見られるタイプの切り替え故に、ang-sing-kang(安心感)も非常に高い。 【胸のパネル切り替え】 ややツリ目状に傾斜のついた胸の切り替えは、シャープな雰囲気で、ジャケット全体に引き締まった印象を与える。 【両玉縁ジップポケット(左胸)】 ボールジップを使用した胸の両玉縁ジップポケットは、U.K.シングル・ライダースにも多く見受けられる。こう言った隠し切れないブリティッ臭こそがGTG PRODUCTSの真骨頂とも言える。 【フラップポケット(右胸)】 特筆すべきは、その留め具。一般的に女性用バッグ等のフタの留めに使われる事が多いであろう“マグネットホック”を採用。革ジャン類のポケットのフラップの止めは、一般的にはジャンパーホック(ドットボタン)である。胸においてジャンパーホックだと、押し付けて留めた場合、少々痛みを感じる事がある。これが起因しボタンを留める事自体しなくなって行く傾向にある。これは“ゲンザ革ジャン人生30周年”で得た実体験だ。“ボタンがあるのに留めない”のでは無意味だ。洋服、とりわけ革ジャンにおいて無駄なディテールがあってはならない。 バイク運転時の風の煽りを受けてもフラップは勝手に開く事は無かった、と言う試験結果をここに記す。 裏革を裁ち切りにする事で、芯の茶がのぞく。他に襟の裏革も裁ち切り仕様である。 【ハンド・ウォーマー・ポケット(腰ポケット)】 ゲンザ革ジャン2019年モデル「SIMON」で多くの革ジャン愛好家から称賛を浴びた「片玉縁ボールジップ付ポケット」を採用。手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れると言う特典付き。また、ジップ付きにする事により「物を落としづらい」と言う実用性も兼ね備えた究極のポケットである。そして、単なる玉縁ポケットでは長年着用を続ける事でポケット口が広がりシルエットが崩れると言うnang-teng(難点)もジップ付にする事で難なくクリア。「死ぬまでっカッコよく着られる革ジャン」の登場だ。玉縁の上下には三角ステッチが施され、強度アップと同時に、ヴィンテージ感溢れる世界へといざなってくれる。 【ポケットの袋布】 ターコイズブルーの生地を使用。言わずもがな、SID VICIOUSインスパイア系。分かるよね?もう、これ以上、俺に言わせないでくれ…。 【袖リブ】 バイクや自転車に乗る際の風の侵入防止となり、防寒/保温性を高める。直接手首(肌)に当たる部分故、着用時の着心地も重視した。言うまでもなく耐久性にも抜かり無し。 【内ポケット装備(左右)】 表に存在する4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、長財布も楽々収納。DVDだって余裕のよっちゃん、僕ゲンちゃん。 【タグ】 この「VINCE」の為だけに用意されたタグ。全くもって贅沢な一着なのである。MADE IN JAPAN、純日本製である。
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2021年2月2日・受注開始【茶芯牛革のSIMON】
¥109,780
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2021年2月2日、SID VICIOUSの命日。 受注開始します。 〜この世に永遠なんて存在しないのか?〜 「永遠の愛」そして「永遠の革ジャン」…。 2019年、馬革を使ったSIMONをリリースした時には「こんなカッコいい革ジャンを永遠に作り続けられるなんて最高だ!」と思っていた。 しかし2020年、世界を襲ったコロナウイルスの脅威。それが革ジャンの生産にも影響を及ぼして来るとは思いもしなかった…。 事の経緯は割愛するが、結論を言うと「コロナの影響でSIMONに使う馬革が生産出来なくなった」のだ。 参った…SIMONのデザインに、あの馬革の質感は相性グンバツだ。しかし、革ジャンの神は微笑んだ。「おいゲンザ、BRIXに使った茶芯牛革があるじゃないか?」と。僕はニヤリと笑って、こう答えた。「DA.YO.NE?」と。 なんて革ジャンの神とやり取りをしているタイミングで、T湾に住む友人C氏よりSIMONのオーダー。ちょうど馬革を使い切り、その革はもう入手出来ないと分かった矢先のオーダー。 思い切って正直に現状を説明。答えは「OKゲンザ!その話にゃ乗ったぜ!」だ。さすがは九州男児、話が早いぜ!(SPECIAL THANX:CHERRY STARDUST a.k.a.肥後の種馬) こんな経緯もあり、実は正式なリリースを前に「茶芯牛革製SIMON」は生産され、既に海を越えワールドワイドな存在となった。喜ばしい限りだ。 そんな一着を皆さんにもこうやって紹介出来る日が訪れた事を誇りに思う。 2021年2月2日 GTG PRODUCTS SWEET GENE the GIGOLOCK 〜以下、商品説明〜 受注生産商品 GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 1976 SID VICIOUS STYLE LEATHER JACKET 「SIMON」 シド・ヴィシャス没後42年、シドが1976年から1977にかけて着用していたレザージャケット(以下「初期シドジャン」)をデザインベースに、これはそのアップデート版である。 その名も「SIMON(サイモン)」。 監修は初期シドジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザだ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、岐阜〜愛知を拠点とする、信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「初期シドジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 99,800円(税抜) 「素材」 国産茶芯牛革 (2019年リリースの「馬革ヴァージョン」は生産終了となりました) 「なめし」 クロム・タンニング 「サイズ展開」 34,36,38,40 ※ご注文時にご希望のサイズを「備考欄」に記載下さい。 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から1ヶ月から1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) 「ご注文方法」 以下の方法にてご注文下さい。 ・こちらのご注文フォームからご注文。 ・名古屋The Vintage Garden店頭にて直接。 「お支払い方法」 銀行振込のほか、分割払いなども対応可能です。ご注文後にこちらから諸々ご案内致します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜以下、ゲンザテキスト〜 何度でも言う。私は革ジャンが大好きだ。 バイクに乗る時にも革ジャンは着るけど、私にとって革ジャンはバイクウエアではない。じゃあ何か?「反逆者の目印」だ! …そうかな?(笑) 「人を見た目で判断するな」と言う。ツッパった格好しておいて、それは無責任だ。アウトローな見てくれを気取るなら、あくまで「見た目で判断して欲しい、だからこういう格好をしているんだ!」と胸を張って欲しい。そう、革ジャンを着ている理由はそこにある。 この世には無数の革ジャンが存在する。フェイクレザー使用の物まで「革ジャン」と呼ばれるご時世…間口が広まっているのは決して悪い事ではない。 ま、堅苦しい事は抜きにして、この革ジャンを楽しんで頂けたら幸いだ。 「革の質感」 今回、特に意識し目指したのは「革ジャンらしい革ジャン」だ。昨今主流のマットな質感の革ジャンに対するアンチテーゼ…とまでは言わないが、やはり淫靡な光沢、ツヤ感を現代の革ジャン・シーンに提案させて頂きたい。 また、茶芯の革を使用する事で着込んで行った際の擦れ、傷による経年変化は決して「劣化」ではなく、革ジャンにとっての「進化」になる事をここに約束。 「背中のはぎ」 オリジナルに倣い、はぎの無い一枚仕立て。これは非常に贅沢な仕様である。分かるかな?動物の革は面積が広くなるほど、傷やシワが入り込んで来る。それを避けて極力広い面積の革を確保するのは至難の技。つまり、これは上質な革である証だ。 「片玉縁ジップポケット」 今まで複数メーカーの初期シドジャンモデルの革ジャンを着てきた。666製、LEWIS LEATHERS製、その他諸々製、B級コピー商品までもだ…。 この革ジャンのデザインの特徴の一つに「身頃に配された4つのポケット」がある。とりわけ、手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れるのが、左右腰に配されたハンド・ウォーマー・ポケットだ。ジップが無い故に、手の出し入れが容易。 しかし、その反面の最大の難点がある。それは「物を落とし易い」だ。すなわち、物を無くし易い。このポケットにタバコ、そして携帯電話を入れていて、気付いたら無くなっていたという人も多いだろう。私もその一人だ。この様に実際着て来た人間による改良こそが、本当の意味での「アップデート」と言えよう。 オリジナルのデザインを踏襲し、かつ弱点をフォローする「片方玉縁ジップポケット」は、このSIMONにおける最大の見せ場であり、かつ、何十年にも渡る、世界中のヴィシャス・クローンの悩みが解消される「発明」でもある。 そして、もう一つの難点。それは長年着用を続ける事で、このポケット口は広がってしまう。そして、広がった事でシルエットが丸みを帯びてしまい、全体的に野暮ったいフォルムになってしまう。この「野暮ったいフォルム」も「シド着用時の特徴」とも言えるが、ここは一つ「死ぬまで着られる革ジャン」を目指した上で、シルエットは極力キープすべく、この仕様を採用した。 「長めのサイド・アジャスト・ベルト」 シド着用分のサイズ感は意外と大きい。であるが故か、左右両サイドのアジャストベルトはある程度絞ってあり、その先端が垂れ下がっている。SIMONでは絞らずしてその雰囲気を再現すべく、標準の状態ですでにやや長めにデザインしてある。自然に垂れるのを待つも良し、意図的に癖づけして垂らすも良し、各々のスタンスでお楽しみ頂きたい。 「内ポケット装備(左右)」 表に見える4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、タバコ、ハンカチ、ティッシュペーパー、フリスクなどなど、何でもかんでもブチ込んで欲しい。時にはコンドームを潜ませ、来たるべきチャンスを逃さぬ様にも心掛けたい。そんなアナタを私はzeng-meng的に応援する。 「裏地」 落ち着いた色味のワインカラー生地を採用。一般的にU.K.ライダースには、もう少し明るい赤の裏地が多い。今回この色味を採用した理由は、あくまで「シド着用分」を想定&イメージしたからだ。実際のところ、シド着用分は最終的に裏地ははぎ取られている。流石にそこまで再現するのは商品としてNGだ。別にkang-zeng復刻品を目指している訳でもない。今回のイメージは「元々の明るい赤の裏地だったが、シドが着用する中で、彼の汗、脂、血液といったあらゆるヴィシャス汁が染み込み、経年変化した色」だ。 「ムシ見せ気味の胸ジップポケット」 本来、革ジャンの機能面で言えば、ジップのムシは両玉縁で極力隠れるべきだろう。しかし!しかしだよチミ!ここはひとつシド着用分に倣い、ムシは見せる方向でデザインした。実際のところ、古着ゆえ玉縁がめくれているパターン、そして縫い子のクセで玉縁が離れ気味なパターンなど様々な要因が考えられる。しかし、このSIMONでは意図的にそれを再現してみた。また、見た目的に気付かない程度に少々の角度を付ける事で、物の出し入れがしやすくなっている。 プラス、意外と見落としがちなのがヴィンテージU.K.革ジャン「玉縁周辺のアタリ」だ。このSIMONではそのアタリを再現すべく、玉縁の革を意図的に段違いにした。着込んで行く事により、徐々にアタリが浮き出て来る仕掛けだ。 以上、長文失礼しました(笑)。 よろしくお願いします!
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JEAN JACKET STYLE LEATHER JACKET 「BRIX」
¥109,780
Pre-Order Item
【BRIX・ゲンザ革ジャン2020】 ママに叱られたっていい...憧れのバッド・ボーイズ革ジャン 2020年9月22日22時、受注受付開始! GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 JEAN JACKET STYLE LEATHER JACKET 「BRIX」 監修は革ジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、愛知を拠点とする信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「革Gジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 99,800円(税抜) 109,780円(税込) 「素材」 国産カウハイド(牛革) 「なめし」 クロムなめし 「仕上げ」 茶芯仕上げ 「サイズ展開」 34,36,38,40 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から1ヶ月から1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) ※注文が集中した場合は、通常よりお時間を頂く可能性があります。 〜ディテール解説〜 【革】 国産の原皮を国内(姫路)でなめした“純国産”の牛革を使用。クロムなめし。 特筆すべきは、既製品の革ではなく、BRIX用に仕立てた革であるという点。まず、数ある革の中からBRIXのイメージに合う質感の革を選出。その革に対し“理想のツヤ”を指示。この淫靡な光沢こそがロックンロールだ。 そして更に“茶芯”での仕上げを指定し、着込んでいった時に擦れて芯の茶色がのぞいて来るという、経年変化もお楽しみ頂けること必至。 正に“BRIXの為に作られた革”なのである。 【裏地】 上着の裏地は着用してしまうと見えない。しかし、見えない部分にこそ魂を注入したい。BRIXにおいては、この色味を「レジスタンスブルー」と呼ばせてもらおう。蒼い叛逆、良い響きだ。 【背中のパネル切り替え】 リーバイス「3rd」タイプに近い切り替え。Gジャンにおいて最もポピュラーなバックスタイル故に、ang-sing-kang(安心感)も非常に高い。 【片玉縁ジップポケット(左胸)】 SEDITIONARIES製のオリジナル・ジャケットに存在するこのポケットは、従来左右にフラップポケットが配される事の多いGジャンデザインと明らかに一線を画すディテールである。ある意味、このジャケットの一番の特長とも言える。 オリジナルには無いボールジップを採用する事で、隠し切れない英国魂を露呈すると同時に、物を落とさないと言う実用製も発揮する。個人的にはレザーグローヴを突っ込み、軽くジップを閉めて固定する使い方を推奨したい。 【フラップポケット(右胸)】 オリジナルに倣い、やや大きめのフラップを採用。裏革を裁ち切りにする事で、芯の茶がのぞく。他に袖口ジップ持ち出し、サイドアジャスターの裏革、襟の裏革も裁ち切り仕様である。 【ハンド・ウォーマー・ポケット(腰ポケット)】 そもそもGジャンのデザインにおいてハンド・ウォーマー・ポケットが無い物が多い。デザインソースであるSEDITIONARIES製のオリジナル・ジャケットにも無い。ただ、あった方が便利なのは間違いない。なので付けました(笑)。とは言え利便性を追求しただけでもない。ここで少しだけ“ライダース・ジャケット”への歩み寄りを意識した。なおかつ、手をズボッと入れて街を歩けば、ちょっと不良な気分に浸れるという特典付きだ。 容量としては、スマホは横でスッポリ、縦だとチョイ顔出し。二日酔い対応推奨飲料三ツ矢サイダーの500mlペットボトルで7割収納、そんな感じだ。 【カフジップ】 デザインソースであるSEDITIONARIES製のオリジナル・ジャケットには無い仕様。ここも“ライダース・ジャケット”への歩み寄りポイント。 バイクや自転車に乗る際の風の侵入防止策として、ファスナーで開閉可能。ジップはボールジップ採用でブリティッ臭が漂う。持ち出しを付ける事でジップが直接肌に触れる事が無く、快適な着心地となり、かつ、長袖を着た場合にジップで挟み込むなどのトラブルも回避する。 カフスの形状においては、英国製ライダース(例:ルイスレザーズ「BLACK ARROW」等)に見られる“剣先カット”を採用した。 【サイド・アジャスター】 ボタンで2段階の調節可能。ま、あんまりここでサイズ調節する人も居ないと思うけど(笑)。 【ボタンとリベット】 元ネタに倣い、同型のパーツを探し、使用した。小さなパーツだが、こういう部分にテンションが上がり、陰茎が硬直してくる。それが男の子の証だ。 【内ポケット装備(左右)】 表に存在する4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、長財布も楽々収納。CDだって余裕のよっちゃん。隠しきれない「かくし色」をも隠す事に性交、もとい成功だ。 【タグ】 言わずもがなのデザイン。オリジナルへの敬意を忘れてはならない。故に敢えての引用。これすなわち「RESPECT & LOVE」である。 以上、ご検討のほどよろしくお願い致します。
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SIMION Leather Jacket Produced by GTG PRODUCTS
¥98,450
SOLD OUT
10月中のご注文で11月末頃の発送となります。よろしくお願い致します。 GTG PRODUCTS The Vintage Garden 西田皮革 共同製作商品 1976 SID VICIOUS STYLE LEATHER JACKET 「SIMON」 2019年、シド・ヴィシャス没後40年、シドが1976年から1977にかけて着用していたレザージャケット(以下「初期シドジャン」)をデザインベースに、これはそのアップデート版である。 その名も「SIMON(サイモン)」。 監修は初期シドジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザだ。 総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。 そして製作は、岐阜〜愛知を拠点とする、信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。 この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「初期シドジャン」がこの世に誕生する。 是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。 「価格」 89,500円(税抜) 98,450円(税込) 「素材」 ヨーロッパ産ホースハイド(馬革) 「なめし」 フル・ベジタブル・タンニング (100%植物なめし) 「サイズ展開」 34,36,38,40 ※ご注文時にご希望のサイズをお選び下さい。 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) ※着用画像 175cm 60kg 36"着用 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ※第一回受注期間9/1~9/15→10月下旬 ※第二回受注期間9/16~9/30→11月中旬 ご入金確認から1ヶ月から1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい) 「ご注文方法」 以下の方法にてご注文下さい。 ・こちらのご注文フォームからご注文。 ・名古屋The Vintage Garden店頭にて直接。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜以下、ゲンザテキスト〜 何度でも言う。私は革ジャンが大好きだ。 バイクに乗る時にも革ジャンは着るけど、私にとって革ジャンはバイクウエアではない。じゃあ何か?「反逆者の目印」だ! …そうかな?(笑) 「人を見た目で判断するな」と言う。ツッパった格好しておいて、それは無責任だ。アウトローな見てくれを気取るなら、あくまで「見た目で判断して欲しい、だからこういう格好をしているんだ!」と胸を張って欲しい。そう、革ジャンを着ている理由はそこにある。 この世には無数の革ジャンが存在する。フェイクレザー使用の物まで「革ジャン」と呼ばれるご時世…間口が広まっているのは決して悪い事ではない。 ま、堅苦しい事は抜きにして、この革ジャンを楽しんで頂けたら幸いだ。 「革の質感」 今回、特に意識し目指したのは「革ジャンらしい革ジャン」だ。昨今主流のマットな質感の革ジャンに対するアンチテーゼ…とまでは言わないが、やはり淫靡な光沢、ツヤ感を現代の革ジャン・シーンに提案させて頂きたい。 「背中のはぎ」 オリジナルに倣い、はぎの無い一枚仕立て。これは非常に贅沢な仕様である。分かるかな?動物の革は面積が広くなるほど、傷やシワが入り込んで来る。それを避けて極力広い面積の革を確保するのは至難の技。つまり、これは上質な革である証だ。 「片玉縁ジップポケット」 今まで複数メーカーの初期シドジャンモデルの革ジャンを着てきた。666製、LEWIS LEATHERS製、その他諸々製、B級コピー商品までもだ…。 この革ジャンのデザインの特徴の一つに「身頃に配された4つのポケット」がある。とりわけ、手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れるのが、左右腰に配されたハンド・ウォーマー・ポケットだ。ジップが無い故に、手の出し入れが容易。 しかし、その反面の最大の難点がある。それは「物を落とし易い」だ。すなわち、物を無くし易い。このポケットにタバコ、そして携帯電話を入れていて、気付いたら無くなっていたという人も多いだろう。私もその一人だ。この様に実際着て来た人間による改良こそが、本当の意味での「アップデート」と言えよう。 オリジナルのデザインを踏襲し、かつ弱点をフォローする「片玉縁ジップポケット」は、このSIMONにおける最大の見せ場であり、かつ、何十年にも渡る、世界中のヴィシャス・クローンの悩みが解消される「発明」でもある。 そして、もう一つの難点。それは長年着用を続ける事で、このポケット口は広がってしまう。そして、広がった事でシルエットが丸みを帯びてしまい、全体的に野暮ったいフォルムになってしまう。この「野暮ったいフォルム」も「シド着用時の特徴」とも言えるが、ここは一つ「死ぬまで着られる革ジャン」を目指した上で、シルエットは極力キープすべく、この仕様を採用した。 「長めのサイド・アジャスト・ベルト」 シド着用分のサイズ感は意外と大きい。であるが故か、左右両サイドのアジャストベルトはある程度絞ってあり、その先端が垂れ下がっている。SIMONでは絞らずしてその雰囲気を再現すべく、標準の状態ですでにやや長めにデザインしてある。自然に垂れるのを待つも良し、意図的に癖づけして垂らすも良し、各々のスタンスでお楽しみ頂きたい。 「内ポケット装備(左右)」 表に見える4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、タバコ、ハンカチ、ティッシュペーパー、フリスクなどなど、何でもかんでもブチ込んで欲しい。時にはコンドームを潜ませ、来たるべきチャンスを逃さぬ様にも心掛けたい。そんなアナタを私はzeng-meng的に応援する。 「裏地」 落ち着いた色味のワインカラー生地を採用。一般的にU.K.ライダースには、もう少し明るい赤の裏地が多い。今回この色味を採用した理由は、あくまで「シド着用分」を想定&イメージしたからだ。実際のところ、シド着用分は最終的に裏地ははぎ取られている。流石にそこまで再現するのは商品としてNGだ。別にkang-zeng復刻品を目指している訳でもない。今回のイメージは「元々の明るい赤の裏地だったが、シドが着用する中で、彼の汗、脂、血液といったあらゆるヴィシャス汁が染み込み、経年変化した色」だ。 「ムシ見せ気味の胸ジップポケット」 本来、革ジャンの機能面で言えば、ジップのムシは両玉縁で極力隠れるべきだろう。しかし!しかしだよチミ!ここはひとつシド着用分に倣い、ムシは見せる方向でデザインした。実際のところ、古着ゆえ玉縁がめくれているパターン、そして縫い子のクセで玉縁が離れ気味なパターンなど様々な要因が考えられる。しかし、このSIMONでは意図的にそれを再現してみた。また、見た目的に気付かない程度に少々の角度を付ける事で、物の出し入れがしやすくなっている。 プラス、意外と見落としがちなのがヴィンテージU.K.革ジャン「玉縁周辺のアタリ」だ。このSIMONではそのアタリを再現すべく、玉縁の革を意図的に段違いにした。着込んで行く事により、徐々にアタリが浮き出て来る仕掛けだ。 以上、長文失礼しました(笑)。 よろしくお願いします!
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Lewis Leathers SUPER MONZA スーパーモンザ 36"
¥109,000
SOLD OUT
ルイスレザー スーパーモンザ 445 ホースハイド 36"です。 着用回数少なく、目立ったダメージなどほとんど見当たりません。 詳しくは写真ご確認の上、疑問点はご質問ください。 およそのサイズは、肩幅46.5cm 身幅50.5cm 着丈66.5cm 袖丈64cm です。 税込定価¥192,500ですのでお値打ちです。お探しの方、よろしくお願いします。 ※配送は西濃運輸にて行います。
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Lewis Leathers DOMINATOR 551T タイトフィット36"
¥109,000
SOLD OUT
ルイスレザー タイトフィット ドミネーター 36" ホースハイドです。 着用回数少なく、目立ったダメージなどほとんど見当たりません。 詳しくは写真ご確認の上、疑問点はご質問ください。 およそのサイズは、肩幅44cm 身幅50cm 着丈62cm 袖丈64cm です。 税込定価¥190,300ですのでお値打ちです。お探しの方、よろしくお願いします。 ※配送は西濃運輸にて行います。
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B•R•M•S a.k.a “BLACK REBEL MIDNIGHT SIMON”
¥120,450
SOLD OUT
以下、プロデューサー、SWEET GEN THE GIGOLOCKライナーノーツより↓ 「漆黒の叛逆者」 SWEET GENE the GIGOLOCKプロデュース革ジャン「SIMON」にスタッズによるカスタマイズを施した「B•R•M•S(BLACK REBEL MIDNIGHT SIMON」の登場だ。 私は初期シドジャンの事を1日30時間、年間400日考えている。そうなってくると、もうこのデザインの革ジャンを見ると、どうしても決まった位置にスタッズを打ちたい衝動にかられてしまう。これはもう「初期シドジャン病」という不治の病だ。 2018年の夏、私はバンドのツアーで名古屋に居た。その際に着用していた革ジャンが、今回の「B•R•M•S」に繋がるとは誰も予想だにしなかった。 その革ジャンとは、666製初期シドジャンに、黒鋲のみでカスタマイズを施した物だった。それを見たThe Vintage Gardenオーナー佐藤隆太氏は大興奮。この時点では私がThe Vintage Gardenを通じて革ジャンをリリースするなんて話は、まだひとかけらも出ていない段階だ。 そして今回の「SIMON」リリースを経て、当然浮上するは「黒鋲打ったヴァージョンを出せないか?」という話。最高のボディー「SIMON」が存在する今、これをやらない理由は無い。はい、決定。 一口に初期シドジャンと言えど、これがクセ者で、時期によりスタッズワークがかなりの変化を遂げて行く。恐らく中でもポピュラーなのは1977年3月10日ヴァージョンだろう。そう、セックス・ピストルズがバッキンガム宮殿前でA&Mとの契約を結んだ、あの時にシドが着ている状態だ。事実、私も最初に自分で初期シドジャンカスタマイズを施した時には、これをコピーした。今回、それはスルー。もっとごく初期の状態にフォーカスした。 「そもそもこの革ジャン、シドはどこから?誰から手に入れたのか?」ズバリ、私には分からない。私が確認出来ている限りで言えば、THE SLITSのヴィヴはシドより先に着ていたと思われる…いや、共有していた時期があり、どっちが先とも言えぬ曖昧な時期があったのかも知れない。何はともあれ、今回はこのあたりの時期のスタッズワークを意識した仕上がりになっている。 よって「初期シドジャンと言えば!」的な左胸の「長方形コニカル」「肩コニカル」は敢えて割愛。 「ハンドウォーマーポケット部」「ベルト部」はまんま採用。プラス「身頃部」においては控え目に。 「控え目+黒鋲」という、初期シドジャン史において最も地味とも言えるカスタマイズだが、逆にそこに潜む無限の可能性を感じずに居られない。このまま着るも良し、自らスタッズを増設して行くも良し。 革ジャン自体のエイジングは実証済み。そこに黒鋲のメッキがはがれ、内側の銀色がのぞいて来るところもまでも想定済み。どうだい?興奮するだろ? GTG PRODUCTS SWEET GENE the GIGOLOCK 「価格」 109,500円(税抜) 120,450円(税込) 「素材」 ヨーロッパ産ホースハイド(馬革) 「なめし」 フル・ベジタブル・タンニング (100%植物なめし) 「サイズ展開」 34,36,38,40 (各寸法はサイズ表をご覧下さい) 「販売方法」 完全受注生産 「納期」 ご入金確認から約1ヶ月半から2ヶ月(多少の前後はご了承下さい) 「注意」 スタッズは手作業により打たれますので、仕上がりは一着一着多少異なります。
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80s vintage JOHNSONS La Rocka! Waistcoat
¥150,000
SOLD OUT
Johnsons ラロッカのバイカーベストです。 初期の薄めの牛革です。 フロントフラップがひとつだけ欠品しておりましたので手持ちのものを襟下につけました。3枚目の写真でご確認下さい。流用ですので若干革質が厚めになっております。 ベルトバックルなども牛刻印のオリジナルです。ベルト部のリベットは打ち直しかも知れませんが6枚目の写真でご確認下さい。 サイズタグはありませんが、おおよその寸法は以下の通りです。 肩幅約51cm 身幅約58cm 着丈約58cm このタイプのベストは希少だと思いますので、お探しの方、何卒よろしくお願いいたします。
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80s Vintage La Rocka! Flying Jacket
¥275,000
SOLD OUT
80年代中期、ラムレザーに切り替わる前の牛革製の非常に珍しいフライングジャケットです。 フロントパッチ、ラロッカのラメタグは初めからないタイプで、文字違い、Jive PilotでなくSky Highです。初期のラロッカ特有の薄いカウレザーでジャケット自体も非常に軽量なのが特徴です。 当時Johnsonsで購入したイギリス人より入手しました。 おおよそのサイズは 肩幅46cm 身幅53cm 袖丈57cm 着丈62cmで、フライングジャケットの中ではかなり小さい方だと思います。 フロントポケット角に破れ、裏地内ポケットに破れとビニールテープによる補修がありますが、リブなどは破損も少なくきれいな方だと思います。ちなみにリブは初期の太ウネの物が使われております。 この年代の物は非常に希少なため、お探しの方はこの機会にぜひいかがでしょうか?
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BEAUTIFUL WORLD TxVxG Original T Shirt
¥4,180
SOWT氏によるThe Vintage GardenオリジナルTシャツです。 複合的なコンセプトを盛り込んだオリジナルデザイン。 私も愛用しております。よろしくお願いします。
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BEAUTIFUL WORLD TxVxG Original Tie Dye T Shirt
¥6,380
SOWT氏オリジナルデザインをhood life氏手作業によりタイダイカスタム致しました。 手作業の為、それぞれ柄が微妙に違います。 3色ございますので、それぞれサイズと合わせてお選び下さいませ。
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BEAUTIFUL WORLD TxVxG Original Long Sleeve T Shirt
¥6,380
SOWT氏によるThe Vintage Gardenオリジナルデザイン、こちらはロングスリーブです。 前面、両袖プリントです。
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BEAUTIFUL WORLD TxVxG Original Raglan Sleeve Shirt
¥4,950
SOWT氏によるオリジナルデザイン、ラグランスリーブシャツです。 前面、両袖にプリントが入ります。 よろしくお願いします。
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BEAUTIFUL WORLD TxVxG Original Parka
¥7,150
SOWT氏によるオリジナルデザインです。 背面、片腕、胸にそれぞれプリントがございます。 スマートでやや丈長めのデザインです。よろしくお願いします。
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BEAUTIFUL WORLD TxVxG Original MODS Parka
¥13,750
SOWT氏オリジナルデザイン、モッズパーカーです。 薄手の生地なので、春や秋でも着られます。 M、Lサイズございますので、それぞれお選び下さいませ。 素材:ポリエステル65% 綿35% ウェザークロス YKK社製シングルスライダーファスナー
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WORLDS END Apache Shirt Squiggle
¥39,000
Vivienne Westwood ワールズエンド カットソーです。 サイズはフリー、肩幅約65cm 身幅約63cm です。 新品未使用、スクイグルなどお好きな方いかがでしょうか。
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WORLDS END Savage Shirt
¥39,000
Vivienne Westwood ワールズエンド カットソーです。 サイズはフリー、肩幅約65cm 身幅約63cm です。 新品未使用、スクイグルなどお好きな方いかがでしょうか。
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WORLDS END CLIMATE REVOLUTION Shirt
¥34,000
SOLD OUT
Vivienne Westwood ワールズエンド カットソーです。 サイズはフリー、肩幅約65cm 身幅約63cm です。 新品未使用、スクイグルなどお好きな方いかがでしょうか。
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WORLDS END Squiggle sleeveless shirt blue
¥32,000
SOLD OUT
Vivienne Westwood ワールズエンド スリーブレスカットソーです。 サイズはフリー、身幅約50cm 着丈約80cmです。AW15 2015年のデッドストックで現行のものより若干細めです。 新品未使用です。スクイグル等お好きな方いかがでしょうか。よろしくお願いします。
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WORLDS END Squiggle sleeveless shirt Orange
¥32,000
SOLD OUT
Vivienne Westwood ワールズエンド スリーブレスカットソーです。 サイズはフリー、身幅約50cm 着丈約80cmです。AW15 2015年のデッドストックで現行のものより若干細めです。 ※レアなオレンジですが、スクイグルは背面にくるデザインですのでご注意下さい。 新品未使用です。よろしくお願いします。
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WORLDS END Muslin Shirt
¥49,000
SOLD OUT
Vivienne Westwood ワールズエンド ガーゼシャツです。 サイズはⅠ、肩幅約68cm 身幅約57cm です。 新品未使用、お好きな方いかがでしょうか。