【VINCE・2021年8月28日リリース・ゲンザ革ジャン2021】
¥109,780 税込
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〜FOR THE BROKEN ADULT KIDS…ヴィンス、大人になれない大人達に捧ぐ〜
2021年8月28日
TEXT by SWEET GENE the GIGOLOCK
(GTG PRODUCTS)
GTG PRUDUCTSよりゲンザ革ジャンver.2021の登場。コロナウイルスの影響で先の見えない状況。失業、減給、体調不良、そんな方も居るだろう。私ゲンザも様々な局面を迎えつつも、今年もこうやってオリジナル革ジャンのリリースに至れる事にまず感謝しなくてはならない。
逆にこんな状況下だからこそ、自分にハッパをかける意味でも革ジャンの事を考え続け、私自身のモチベーションを維持し、頭の中を普段以上に革ジャンでpang-pangにした。そう、かつて好きになったアノ娘の事を思い浮かべると他の事は何も考えられなくなった様に、好きな革ジャンの事を考えれば嫌な事は忘れられた。
今年のゲンザ革ジャンはズバリ“リブジャン”だ。かねてから「ダブルはいつ出すんだ?」「三度目の正直で、今回はダブルでは?」なんて囁かれていたところに、まさかのリブジャン。全くもって天邪鬼と言われそうだが、別に奇を衒っての展開ではない。あくまで「ゲンザがその時欲しいヤツ」ってのが基準だ。そうじゃなきゃ熱くなれない。自分が熱くなれない物を人にお勧めする事も出来ない。
一口に“リブジャン”と言っても色々だ。アナタはどんなイメージを持つだろう?
軍物のA-2やG-1?その派生とも言えるJOHNSONS/LA ROCKA!ブランドのフライングジャケット?昭和フレイヴァーのロックンローラー?はたまたハンチング帽をかぶり、背中に唐草模様の風呂敷包みを背負ったOLD SCHOOL泥棒コント?これらはどれも正解と言える。
ロックンロール・ミュージックの起源には諸説あるかと思うが、ここはシンプルに1950年代のロカビリーからで考えてみる。“KING”ELVISやEDDIE COCHRANにも革ジャンのイメージはある。が、あくまでここは“リブジャン”の話。リブ付きのレザーと言えば、やはりここで外せないのはGENE VINCENTだ。そう、勘の良い貴方は、もうお気付きだろうか。今回のモデル名「VINCE」はこの「VINCENT」からの拝借でもある。“でも”と言ったのは別の由来もあるからだ。
THE CLASHがカヴァーした事で知られる“BRAND NEW CADILLAC”。そのオリジネイター“VINCE TAYLOR”への敬意も忘れてはならない。いや、むしろそちらの方が強い。これはあくまで個人的趣味嗜好の話になるかも知れないが、VINCE TAYLORにはとてつもないセクシーさを感じる。上下レザーを身にまとい、尋常でない腰のシェイキンで地球上の女性のハートを揺さぶる。もしそれを観た事が無いなら、YouTubeで構わない、一刻も早く観て欲しい。
この革ジャンのリリース日に設定した8月28日はVINCE TAYLORの命日である。と同時に私ゲンザの誕生日でもある。これは何かの「SA.DA.ME」なのか?この革ジャンのリリースを予見していたかの様な事実に気づいた時、VINCEの居る天国に向かい小生の愚息がはち切れんばかりに硬直したのは言うまでもなかろう。
ちなみにVINCEの命日と私ゲンザの誕生日、「年」までは一緒ではない。「VINCEが死んだ日にゲンザが生まれた」と語れれば最上級のロックンロール・ヒストリーの完成だが、流石にそこまで出来過ぎた話は、そうそうこの世の中転がっていない。
2021年3月、過去の2作に比べ早いタイミングでサンプルを仕上げた。リブ仕様の革ジャンは一般的なライダースジャケットに比べ保温性が高い。すなわち夏に着るには決して快適ではない。なるべく早い段階でサンプルを仕上げ、本格的に暑くなる前に着用テストを行う必要があったからだ。
サンプルが仕上がってからは、複数の友人に着てもらった。客観的に見るのは大事だ。それで分かった事があった。それは想像以上に「誰でも似合う革ジャンである」という事だ。得てして「ダブルのライダース」は着る人を選ぶ感があるが故に、似合う人と似合わない人の差が出やすい。いや、実際には似合っていても、ある程度の年齢になると「ダブルの革ジャンに気後れする」という現象もある。事実、私がかつてパンクショップ「666」勤務時代、30代半ばを過ぎたお客さんが極力シンプルなシングル革ジャン(とりわけLJM-9というモデル)を選ぶ傾向にあった。恐らく、この「シングルのライダース」以上に気後れする事無く着用し易いのが「レザーブルゾン」すなわち「リブジャン」であろう。そう、前述の通り「ブルゾン」という位置付けが様々な意味で着易さを助長してくれるのだ。
さらに言うと「リブジャン」は父親や兄も着用していたと言う経緯から「かつて実家にも存在した革ジャン第一位」であり、その点で何とも言えぬang-sing-kang(安心感)が得られる可能性が高い。であるが故に「ロックの革ジャン」として着用した時に微かな違和感を抱く恐れもある。だが、そこは心配御無用。何故か?この「VINCE」はロックの革ジャン一筋30年、私ゲンザ企画だからだ。
もしも「リブジャン」に対し「オヤジ臭くなるのでは?」といった不安感ちょっとでも持っているなら、そんなアナタにこそ、この「VINCE」に袖を通して頂きたい。やまだかつて…もとい、いまだかつて感じた事の無い、革ジャン近未来への旅への出発を約束する。
…と色々書き連ねて来たが、あんまり深く考えず「このリブジャン、カッコいいな!」って言う気持ちひとつで飛び込んで来て頂ければ、これ幸いである。
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GTG PRODUCTS
The Vintage Garden
西田皮革
共同製作商品
BLOUSON STYLE LEATHER JACKET
「VINCE」
監修は革ジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。
総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。
そして製作は、愛知を拠点とする信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。
この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、究極の「リブジャン」がこの世に誕生する。
是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。
「価格」
99,800円(税抜)
109,780円(税込)
「素材」
国産カウハイド(牛革)
「なめし」
クロムなめし
「仕上げ」
茶芯仕上げ
「サイズ展開」
34,36,38,40
(各寸法はサイズ表をご覧下さい)
「販売方法」
完全受注生産
「納期」
ご入金確認から1ヶ月から1ヶ月半(多少の前後はご了承下さい)
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〜ディテール解説〜
【革】
国産の原皮を国内(姫路)でなめした“純国産”の牛革を使用。クロムなめし。
特筆すべきは、既製品の革ではなく、GTG PRODUCTS用に仕立てた革であるという点。2020年リリース「BRIX」から使用され、GTG PRODUCTSのスタンダード・マテリアルとして確固たる存在を築き上げている。
適度な厚みにより強度を保ちながらも「革ジャンを着ている感」を損なわないギリギリのラインをキープしている。
この革の持つツヤ感、この淫靡な光沢こそがロックンロールだ。
そして更に“茶芯”での仕上げを指定し、着込んでいった時に擦れて芯の茶色がのぞいて来るという、経年変化もお楽しみ頂けること必至。
【裏地】
ゴールド。ただしキンキラキンではなく落ち着いた色味、言うならば“黄金色”である。写真では分かりづらいかも知れないが、細いストライプ柄が入った激シヴ生地。そう、これは正に「STAY GOLD」、その輝きだけは永遠のもの。
【金属パーツ】
フロントジップ、各ポケットのボールジップ、フラップポケットの留め具、全てにおいてゴールドの物を採用。この革の持つ艶と相まって高級感を生み出す。人呼んで、これが「ROCK’N ROLL GOLD RUSH」なのである。
【襟の異素材切り替え】
これ襟こそが、この革ジャンにおける最大の特徴。GENE VINCENT、VINCE TAYLOR、初期のTHE BEATLESらが着用していた革ジャンや革プルオーヴァーシャツも同様に襟には切り替えがあるのだが、それらはリブニット切り替え。当VINCEにおいてはスウェード切り替えである。それによりリブニット切り替え以上のハードな雰囲気を醸し出し、襟にコシを持たせ、bing-bingのピンコ勃ちに襟を勃たせる事が可能となる。さらにはIGGY POPが着用した事で知られるJOHNSONS/LA ROCKA!ブランドの革ジャン「BRANDO JACKET」をも想起させ、一気にロックンロール革ジャンのヒストリカルな核の部分にシフトする。こういう部分にテンションが上がり、陰茎が硬直してくる。それが男の子の証だ。
【背中のパネル切り替え】
肩ヨークに加え、裾にかけては「中央」と「左右」の3分割パネル。U.K.ライダースにも見られるタイプの切り替え故に、ang-sing-kang(安心感)も非常に高い。
【胸のパネル切り替え】
ややツリ目状に傾斜のついた胸の切り替えは、シャープな雰囲気で、ジャケット全体に引き締まった印象を与える。
【両玉縁ジップポケット(左胸)】
ボールジップを使用した胸の両玉縁ジップポケットは、U.K.シングル・ライダースにも多く見受けられる。こう言った隠し切れないブリティッ臭こそがGTG PRODUCTSの真骨頂とも言える。
【フラップポケット(右胸)】
特筆すべきは、その留め具。一般的に女性用バッグ等のフタの留めに使われる事が多いであろう“マグネットホック”を採用。革ジャン類のポケットのフラップの止めは、一般的にはジャンパーホック(ドットボタン)である。胸においてジャンパーホックだと、押し付けて留めた場合、少々痛みを感じる事がある。これが起因しボタンを留める事自体しなくなって行く傾向にある。これは“ゲンザ革ジャン人生30周年”で得た実体験だ。“ボタンがあるのに留めない”のでは無意味だ。洋服、とりわけ革ジャンにおいて無駄なディテールがあってはならない。
バイク運転時の風の煽りを受けてもフラップは勝手に開く事は無かった、と言う試験結果をここに記す。
裏革を裁ち切りにする事で、芯の茶がのぞく。他に襟の裏革も裁ち切り仕様である。
【ハンド・ウォーマー・ポケット(腰ポケット)】
ゲンザ革ジャン2019年モデル「SIMON」で多くの革ジャン愛好家から称賛を浴びた「片玉縁ボールジップ付ポケット」を採用。手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れると言う特典付き。また、ジップ付きにする事により「物を落としづらい」と言う実用性も兼ね備えた究極のポケットである。そして、単なる玉縁ポケットでは長年着用を続ける事でポケット口が広がりシルエットが崩れると言うnang-teng(難点)もジップ付にする事で難なくクリア。「死ぬまでっカッコよく着られる革ジャン」の登場だ。玉縁の上下には三角ステッチが施され、強度アップと同時に、ヴィンテージ感溢れる世界へといざなってくれる。
【ポケットの袋布】
ターコイズブルーの生地を使用。言わずもがな、SID VICIOUSインスパイア系。分かるよね?もう、これ以上、俺に言わせないでくれ…。
【袖リブ】
バイクや自転車に乗る際の風の侵入防止となり、防寒/保温性を高める。直接手首(肌)に当たる部分故、着用時の着心地も重視した。言うまでもなく耐久性にも抜かり無し。
【内ポケット装備(左右)】
表に存在する4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、長財布も楽々収納。DVDだって余裕のよっちゃん、僕ゲンちゃん。
【タグ】
この「VINCE」の為だけに用意されたタグ。全くもって贅沢な一着なのである。MADE IN JAPAN、純日本製である。
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