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2024年2月14日・受注開始【茶色のSIMON】

¥130,000 税込

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2月2日、SID VICIOUS、45回目の命日にメイン・ヴィジュアル公開



2月14日、St.Valentine's Dayに受注開始



~BITTERでSWEETな初期シドジャン登場~

GTG PRODUCTSが放つ、史上最強の初期シドジャンに新色登場。

その名も「ガーナ・ブラウン」。

革ジャンという目線で言えば茶色は決して珍しい存在ではない。例えば軍物のA-2、G-1、B-3といったポピュラー勢はもれなく茶系。その系譜とも言える紳士レザーブルゾン類にも茶系は多数。

ところがライダース・ジャケットというカテゴリーになると、突然なりをひそめる。無いワケではない。ある。ただ、少ない。黒がメインなのは当然。ただ「革製品」と考えた時、本来ならその次にラインナップされるべきは茶だと思う。しかし、いま現在そうではない理由には以下の原因が挙げられる。

日本国内において、この20年ほどでライダース・ジャケットのメインストリームは「アメリカン」から「ブリティッシュ」へと移行した。かつてはコアなCAFE RACERやPUNK ROCKERなど、一部のU.K.嗜好の強い人しか着ていなかったLEWIS LEATHERSやHIGHWAY MAN、そしてそれらを日本人向けにアップデートした666に代表されるU.K.ライダースが、SchottやVANSONといったアメリカ勢以上の人気となり「ライダース・ジャケットと言えば(俗称)ロンジャン」という状況になったのだ。

じゃあ、そこに色の件がどう関与するのか?

ロンジャン・ブームの大きなきっかけとなったのが「ブルーの(LEWIS LEATHES #441)CYCLONE」である事は間違いない。そして、最もメディアへの露出度が高かった色こそが、ブルーであったことが決定的にブームに拍車をかけた。今まで見慣れなかったCYCLONEのそのシンプルでseng-rengされたデザインにカラーレザーは非常にマッチし、注目度は急激に高まった。

よりアンダーグラウンドでコアな層においては、雑誌「BURST」における一連の鋲ジャン特集などで露出した、タコスU.K.坂本氏、TAKACHO LONDON氏のカスタマイズされた青ジャンの影響力も絶大であった。

ブルー、ターコイズブルー、ダークブルー(ネイビー)を中心に、レッド、グリーン、イエローといった「色ジャン旋風」が巻き起こり、オリジナルには存在しないピンクやパープルにまで派生した。これにおいてはブランド「RALEIGH」の影響も大きい。

こうして日本国内における、特に音楽好きの層におけるライダース・ジャケットはU.K.ライダースが主流となり、カラーと言えばブルー系が主流となっていった。

この一連のブームの時期、私ゲンザは前述のPUNK SHOP「666」に勤務しており、正にブームの渦中に居た。更には当時666(会社名「FACE INTERNATIONAL」)はLEWIS LEATHERSの日本代理店であった。そう、つまりは「666にはオリジナルの革ジャンとLEWIS LEATHERSの両方が同じ店内で売られていた」のである。これは恐らく現在40歳以上のパンク、ロック好きの方には周知の事実かと思う。私はこの一連の流れを「日本で一番知る男」と言える(多分)。

そして現在もその流れは続き、色ジャンのメインはブルー系である。

じゃあなんで、今回ブラウンを出すのか?

答えはkang-tang。「自分が欲しかったから」である。

ただし、「メインストリームに対してのアンチテーゼ」とか「他に無いなら俺がやってやるぜ!」的な「鼻息荒い系」ではない事をここにseng-gengする。

ブラウンレザーにはどうしてもゴールドパーツを採用したかった。これもぶっちゃけ自分の好み先行型。

そこにグリーンの裏地。これはやや冒険だったが、やはり長年の経験と実績からか完璧なコンビネーションとなった(ザ・自画自賛)

ここに一つ余談を記す。666勤務時、LEWIS LEATHERS「#551 DOMINATOR」を社販し着用していた。もちろん666オリジナルの同デザインの革ジャンも着ていたが、それはそれ、これはこれ、それぞれの魅力があった。666では13年ほど働いていたので、どちらもその間にリニューアルやヴァージョンアップを繰り返した。

そんな中、私が着用していたLEWIS LEATHERS「#551 DOMINATOR」のジップ類は、何故かやや黄色味を帯びた金属であった。素材までは覚えていない。色味はそう、極端に言えば「ややゴールド」だった。そこを逆手に取り、あるカスタマイズを思い付く。「金の鋲でシドジャンにしよう」。ジップの金属色に合わせ、金のスタッズで初期シドジャン・カスタマイズを施したのだ。それなりに気に入って着てはいたが、中々危険な仕上がりで、まるで「仏壇」の様だった。この仏壇ジャンは後にスタッズは全て外し、更に後には売却。もう手元には無い。

そんな忌まわしい過去を経て今回、晴れて(?)ゴールドパーツの初期シドジャンがリリースとなる。

そんな自信たっぷりな一着を、皆さんにもこうやって紹介出来る日が訪れた事を誇りに思う。

2024年2月14日
GTG PRODUCTS
SWEET GENE the GIGOLOCK


〜以下、商品説明〜

受注生産商品

GTG PRODUCTS
The Vintage Garden
西田皮革
共同製作商品

1976 SID VICIOUS STYLE CENTRE ZIP LEATHER JACKET
「SIMON」

シド・ヴィシャス没後45年、シドが1976年から1977にかけて着用していたレザージャケット(以下「初期シドジャン」)をデザインベースに、これはそのアップデート版である。

その名も「SIMON(サイモン)」。由来は...分かるよね?

監修は初期シドジャンの事を1日30時間、年間400日考えている男、GTG PRODUCTSのSWEET GENE the GIGOLOCK、通称ゲンザ。

総合窓口は名古屋屈指、いや全国レベルで見てもこんなワクワクする品揃えは唯一無二、ヴィンテージ U.K.ロックアイテム取り扱いショップ「The Vintage Garden」。

そして製作は、岐阜〜愛知を拠点とする、信頼と実績のレザー工房、あの「西田皮革」が担当。言うまでもなくMADE IN JAPAN、絶対的品質を約束する。

この東名3組「がっぷり三つ巴」による共同製作により、「究極の初期シドジャン」がこの世に誕生する。

是非、手に取ってその品質、着心地、実用性を確認して頂きたい。


「価格」
130,000円(税込)

「素材」
国産カウハイド(茶色の牛革)

「なめし」
クロムなめし

「サイズ展開」
34,36,38,40 

34:胸囲95 肩幅42 着丈59 袖丈59 裾囲87
36:胸囲100 肩幅44 着丈60 袖丈60 裾囲92
38:胸囲105 肩幅46 着丈61 袖丈61 裾囲97
38:胸囲110 肩幅48 着丈62 袖丈62 裾囲102
(多少の誤差はご了承下さい)

「販売方法」
完全受注生産

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〜以下、ゲンザ・テキスト〜

何度でも言う。私は革ジャンが大好きだ。

バイクに乗る時にも革ジャンは着るけど、私にとって革ジャンはバイクウエアではない。じゃあ何か?「反逆者の目印」だ!

…そうかな?(笑)

「人を見た目で判断するな」と言う。ツッパった格好しておいて、それは無責任だ。アウトローな見てくれを気取るなら、あくまで「見た目で判断して欲しい、だからこういう格好をしているんだ!」と胸を張って欲しい。そう、革ジャンを着ている理由はそこにある。

この世には無数の革ジャンが存在する。フェイクレザー使用の物まで「革ジャン」と呼ばれるご時世…間口が広まっているのは決して悪い事ではない。

ま、堅苦しい事は抜きにして、この革ジャンを楽しんで頂けたら幸いだ。

「革の質感」
硬過ぎず、柔らか過ぎず、革ジャンとしてのang-sing-kang(安心感)を保証する約1.2mm厚。これをひとつのスタンダードとして現代の革ジャン・シーンに提案させて頂きたい。

「革の色」
茶色。GTG PRODUCTSにおいては「ガーナ・ブラウン」と命名。日本を代表するチョコレートからの引用であることは言うまでもない。それを2月14日にリリースする、そんな遊び心を忘れずにいたい、51の夜。

「金属パーツの色」
ゴールド。ブラウンとの相性を重視。この2色の組み合わせは、もはやロックンロールの域を超え、ある意味ハイブランド的な領域へと突入している様でもあり、A-2に代表される革製フライトジャケットの系譜とも捉えられる。その受け取り方は人それぞれ自由でありたい。

「裏地」
グリーンのサテン生地を採用。これはブラウン・レザーとの相性を重視したと同時に、ブリティッ臭(しゅう)をpung-pungに漂わせる組み合わせを意識した。鋭いアナタはお気付きか?そう、シド・ヴィシャスも敬愛したロッカーのひとり、あの「JOHNNY THUNDERS」が着用したSEDITIONARIES「BONDAGE BOOTS」、そのカラーリング(ブラウンレザー×グリーンキャンバス)を想起させる、究極の破滅型コンビカラー。ちなみに同ブーツはTHE CLASHのMICK JONESも着用。かなりマヴい顔ぶれだ。

この一着のカラーリングに関しては「一般的なU.K.ライダース」であるとか「シド着用分」といった概念は抜きで考えたい。

「背中のはぎ」
オリジナルに倣い、はぎの無い一枚仕立て。これは非常に贅沢な仕様である。分かるかな?動物の革は面積が広くなるほど、傷やシワが入り込んで来る。それを避けて極力広い面積の革を確保するのは至難の技。つまり、これは上質な革である証だ。

「片玉縁ジップポケット」
今まで複数メーカーの初期シドジャンモデルの革ジャンを着てきた。666製、LEWIS LEATHERS製、その他諸々製、B級コピー商品までも…だ。

この革ジャンのデザインの特徴の一つに「身頃に配された4つのポケット」がある。とりわけ、手をズボッと入れられ、かつ、そうする事でちょっと不良な気分に浸れるのが、左右腰に配されたハンド・ウォーマー・ポケットだ。本来、ジップが無い故に、手の出し入れが容易。

しかしその反面、最大の難点がある。それは「物を落とし易い」、すなわち、物を無くし易い。このポケットにタバコ、そして携帯電話を入れていて、気付いたら無くなっていたという人も多いだろう。私もその一人だ。この様に実際着て来た人間による改良こそが、本当の意味での「アップデート」と言えよう。

オリジナルのデザインを踏襲し、かつ弱点をフォローする「片方玉縁ジップポケット」は、このSIMONにおける最大の見せ場であり、かつ、何十年にも渡る、世界中のヴィシャス・クローンの悩みが解消される「発明」でもある。

そして、もう一つの難点。それは長年着用を続ける事で、このポケット口は広がってしまう。そして、広がった事でシルエットが丸みを帯びてしまい、全体的に野暮ったいフォルムになってしまう。この「野暮ったいフォルム」も「シド着用時の特徴」とも言えるが、ここは一つ「死ぬまで着られる革ジャン」を目指した上で、シルエットは極力キープすべく、この仕様を採用した。

「長めのサイド・アジャスト・ベルト」
シド着用分のサイズ感は意外と大きい。シドは背が高く、そんな彼が着丈が短く、かつ袖まくりをして着用している為に「小さいサイズを着ている」かの様な印象を受けがちだが、実際にはそうではない。大きいサイズであるが故か、左右両サイドのアジャストベルトはある程度絞ってあり、その先端が長く垂れ下がっている。SIMONでは絞らずしてその雰囲気を再現すべく、標準の状態ですでにやや長めにデザインしてある。自然に垂れるのを待つも良し、意図的に癖づけして垂らすも良し、各々のスタンスでお楽しみ頂きたい。

「内ポケット装備(左右)」
表に見える4つのポケット以外に、内ポケットを2個装備。現代社会の必需品であるスマホ/携帯電話はもとより、タバコ、ハンカチ、ティッシュペーパー、フリスクなどなど、何でもかんでもブチ込んで欲しい。時にはコンドームを潜ませ、来たるべきチャンスを逃さぬ様にも心掛けたい。そんなアナタを私はzeng-meng的に応援する。長財布も楽々収納。500mlのペットボトルも収納でき、猛暑日に革ジャンを着用した際の熱中症対策もbang-zeng(万全)となる。
※「猛暑日の革ジャン着用」は初心者にはお勧めしません。

「ムシ見せ気味の胸ジップポケット」
本来、革ジャンの機能面で言えば、ジップのムシは両玉縁で極力隠れるべきだろう。しかし!しかしだよチミ!ここはひとつシド着用分に倣い、ムシは見せる方向でデザインした。実際のところ、古着ゆえ玉縁がめくれているパターン、そして縫い子のクセで玉縁が離れ気味なパターンなど様々な要因が考えられる。しかし、このSIMONでは意図的にそれを再現してみた。また、見た目的に気付かない程度に少々の角度を付ける事で、物の出し入れがしやすくなっている。

プラス、意外と見落としがちなのがヴィンテージU.K.革ジャン「玉縁周辺のアタリ」だ。このSIMONではそのアタリを再現すべく、玉縁の革を意図的に段違いにした。着込んで行く事により、徐々にアタリが浮き出て来る仕掛けだ。

「タグ」

「SIMON」の為だけに用意されたタグ。全くもって贅沢な一着なのである。MADE IN JAPAN、純日本製である。

以上、長文失礼しました(笑)。

よろしくお願いします!
価格:130,000円

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